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【2026年】得点やサーブなどピックルボールの基本ルールを初心者向けに解説

ピックルボールのルールを確認しながらダブルスをプレーする初心者4人 ルール

こんにちは、Pickle PeopleのRYUSEIです。

ピックルボールを始めたばかりの頃、私が苦戦したのがその独特のルールでした。ラケットスポーツをほとんど経験してこなかったこともあり、「サーブはどこに打つのか」「なぜ今のラリーで点が入らないのか」「キッチンにはどのタイミングで入っていいのか」など、ゲーム中に頭の中が追いつかない場面が何度もありました。

ただ、実際にゲームを繰り返してみることで、最初からルールブックを丸暗記する必要はないことがわかりました。

まずはサーブ・得点のカウント・ツーバウンドルール・ノンボレーゾーンの4つを押さえておけば、初心者同士でも十分にゲームを始められます。細かな反則や例外は、その場面に出会ったときに確認していけば大丈夫です。

この記事では、2026年時点のルールをもとに、これからピックルボールを始める方が試合で困りにくい順番で解説していきます。

ピックルボールという競技そのものについて先に知りたい方は、ピックルボールとはどんなスポーツなのかを解説した記事も参考にしてみてください。

記事のポイント
1 試合を始めるために必要な4つの基本ルール
2 サーブの打ち方と得点の数え方
3 ツーバウンドルールとキッチンで反則になる場面
4 2026年の公式ルールブックを確認する方法

まず覚えたい4つのルール

ピックルボールのゲームルールは細かく見ていくとかなりの項目がありますが、しかし、初心者が最初のゲームを楽しむために必要な部分は限られています。まずは次の4項目を頭に入れておきましょう。

覚えること 基本ルール
サーブ ベースライン後方から対角線のサービスコートへ打つ
得点 標準方式ではサーブ側がラリーを取ったときに1点入る
ツーバウンドルール サーブとそのリターンは、それぞれ一度バウンドさせてから打つ
キッチン(ノンボレーゾーン) ノンボレーゾーン内やライン上ではボレーできない

サーブは対角線へ打つ

ラリーはサーブから始まります。サーバーはベースラインの後方に立ち、ネットを挟んで対角線側のサービスコートへボールを入れます。

右側から打つなら相手の右側ではなく、サーバーから見て斜め前のコートへ打つイメージです。

テニス経験者の場合、「サービスボックスへ斜めに入れる」という部分はなじみやすいかもしれませんが、ただし、ピックルボールにはサーブ特有の打ち方があり、テニスのような頭上からのサーブは使いません。詳しい条件は後ほど解説します。

得点はサーブ側が基本

初心者が最初につまずきやすいのが得点です。標準的なサイドアウト方式では、サーブしている側がラリーを取った場合にだけ1点が入ります。レシーブ側がラリーを取っても、基本的には得点ではなくサーブ権の移動につながります。

つまり、「ラリーに勝ったのに点数が増えない」という場面が普通にあります。私も始めた頃はここがかなり不思議でした。バドミントンなどのラリースコアに慣れている人ほど、最初は勘違いしやすい部分でしょう。

最初の2球はバウンドさせる

サーブを受ける側は、飛んできたサーブを直接ボレーしてはいけません。一度コートにバウンドさせてからリターンします。そして、そのリターンを受けるサーブ側も一度バウンドさせてから打ちます。

この決まりが「ツーバウンドルール」です。サーブ、リターンと続き、サーブ側が打つ3球目からは、条件を満たしていればボレーも使えるようになります。

キッチンではボレーできない

ネットの両側には、ネットから7フィート、約2.13mの範囲にノンボレーゾーンがあります。通称「キッチン」と呼ばれる場所です。

ここで覚えてほしいのは、「キッチンには入ってはいけない」ではなく、キッチンに触れた状態でボレーしてはいけないということです。ボールが一度バウンドしていれば、キッチンの中へ入って返球することができます。

RYUSEI
RYUSEI

私も最初はサーブの順番や得点まで全部覚えようとして混乱しました。実際にプレーしてみると、まず「サーブは斜め」「最初の2球は落とす」「キッチンでボレーしない」の3つを意識するだけでもかなり違います。得点は周りの経験者に確認しながら覚えていくくらいでも十分です。

コートと用具の基本

ルールを理解するうえでは、コートの大きさやラインの意味も知っておくと分かりやすくなります。特にノンボレーゾーンの位置は、実際のコートを見ると一気にイメージしやすくなるはずです。

ピックルボールコートに設置されたネットとコートライン

ピックルボールのネットとコートラインが分かる実際のコート

コートはダブルスも同じ

ピックルボールのコートは幅20フィート×長さ44フィート、約6.10m×13.41mです。これはバドミントンのダブルスコートと同じ大きさで、シングルスでもダブルスでもコートサイズは変わりません。

ネットの高さは両端が36インチ、約91.4cm、中央が34インチ、約86.4cmです。ネットの両側には7フィート、約2.13mのノンボレーゾーンが設けられています。

項目 サイズ
コート幅 20フィート(約6.10m)
コート長 44フィート(約13.41m)
キッチンの奥行き 片側7フィート(約2.13m)
ネット両端 36インチ(約91.4cm)
ネット中央 34インチ(約86.4cm)

パドルと穴あきボールを使う

ボールを打つ道具はラケットではなく「パドル」と呼ばれます。テニスラケットのようなガットは張られておらず、板状のフェイスでボールを打つのが特徴です。

手に持ったVatic Pro PRISM Flash 16mmピックルボールパドル

私が使用しているVatic Pro PRISM Flash 16mmのピックルボールパドル

ボールは穴の開いたプラスチック製で、屋内用と屋外用では穴の数や大きさなどが異なる製品があります。ただし「屋内用は必ず26穴」「屋外用は必ず40穴」と決まっているわけではありません。大会へ出場する場合は指定球や承認状況も確認しましょう。

TOCOの蛍光イエローの屋外用ピックルボール

穴の開いたプラスチック製の屋外用ピックルボール

これから道具を揃えるなら、最初から競技者向けの高価な製品に絞る必要はありません。初心者向けのピックルボールパドルや、練習場所に合った屋内・屋外用のピックルボールから始める方法もあります。

必要な道具や費用については、「ピックルボール初心者の始め方」の記事で詳しくご紹介しているので、参考にしてくださいね。

サーブのルールを詳しく解説

サーブには「対角線へ入れる」以外にも、打ち方や足の位置に決まりがあります。初心者の場合、最初からギリギリのサーブを狙うより、正しい動作で安定してサービスコートへ入れることを優先するとゲームが進めやすくなります。

ボレーサーブは下から打つ

ボールを地面へ落とさず、そのまま打つ方法がボレーサーブです。2026年現在のルールでは、ボールへ当たるときに腕が上向きの軌道で動いていること、パドルヘッドの最上部が手首より上にならないこと、ボールへの接触が腰より高くならないことなどが基本条件です。

文章だけだと少し難しく聞こえますが、初心者向けに言えば、頭上から振り下ろすのではなく、下から前へ振り出すサーブと考えるとイメージしやすいでしょう。

ドロップサーブも使える

もう一つ認められているのがドロップサーブです。ボールを自然に落とし、地面でバウンドしたあとに打ちます。落とす際に下へ投げつけたり、上へ放り投げたり、意図的に回転を加えたりしてはいけません。

ドロップサーブでは、ボレーサーブに適用されるパドルの軌道や腰の高さなどの条件が同じ形では課されません。そのため、ボレーサーブの動作が難しく感じる初心者には試しやすい方法の一つです。

サーブは通常1回です。テニスのようにファーストサーブを失敗したあと、セカンドサーブを打てる仕組みではありません。サービスフォールトになれば、その時点でサーバー交代やサイドアウトにつながります。

キッチンを越えて着地させる

サーブは対角線側の正しいサービスコートへ入り、ノンボレーゾーンを越える必要があります。サーブされたボールがキッチン内やキッチンライン上へ落ちた場合はフォールトです。

一方で、サーブがネットに触れたからといって自動的にやり直しになるわけではありません。ネットに触れたあとでも、正しいサービスコート内へ入ればラリーを続けます。以前の「レット」のイメージを持っている方は注意してください。

足はベースラインの後ろ

サーブの瞬間は、少なくとも片足をベースライン後方の正しいサービングエリアに接地させます。足がベースラインやコート内へ触れた状態で打つとフットフォールトです。

また、サービングエリアの左右には延長されたサイドラインやセンターラインの考え方があります。初心者の練習では、ラインぎりぎりに立つより少し余裕を持ってベースラインの後ろから打つ方が迷いにくいかなと思います。

大会では主催者が指定するルールブックや大会要項が最終的な基準になります。競技会へ参加する場合は、普段の練習で使っているルールと同じだと決めつけず、事前に採用ルールを確認してくださいね。

得点とサーブ順を覚えよう

ピックルボールのルールで最もややこしく感じやすいのがダブルスの得点とサーブ順です。ただ、仕組みが分かると、3つの数字から誰がどこでサーブするのかを判断しやすくなります。

基本は11点で2点差

標準的なゲームでは11点先取で、勝つには2点差が必要です。したがって10対10になった場合、11対10では終わらず、12対10など2点差がつくまで続きます。

大会によっては15点や21点まで行う形式もあります。ですから「ピックルボールは必ず11点」と覚えるより、「一般的には11点、試合形式によって異なることがある」と覚えておくのが良いでしょう。

ダブルスは3つの数字を使う

標準的なサイドアウト方式のダブルスでは、スコアを「サーブ側の得点→レシーブ側の得点→サーバー番号」の3つでコールします。

たとえば「4-2-1」なら、サーブ側が4点、レシーブ側が2点、現在はそのチームの1人目のサーバーという意味です。「4-2-2」なら同じ得点でも2人目のサーバーということです。

サーブ側がラリーに勝てば1点入り、同じ選手が左右を入れ替えて次のサーブを行います。サーバー側がラリーを落とすと、1人目なら原則としてパートナーへサーブが移り、2人目も失敗すると相手チームへサーブ権が移ります。これがサイドアウトです。

最初だけ0-0-2で始まる

ゲーム開始時に初心者を戸惑わせるのが「0-0-2(ゼロゼロツー)」というコールです。本来のダブルスでは1人目、2人目と2人がサーブできますが、ゲーム開始時の最初のチームだけは1人分のサーブ機会しかありません。

そこで開始時のサーバーを2人目として扱い、「0-0-2」からスタートします。その選手がフォールトすれば、パートナーへ移らず相手チームへサーブ権が移ります。

RYUSEI
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「0-0-2」は理屈から全部理解しようとすると最初は混乱しやすいです。私はまず「試合開始だけ0-0-2」と覚え、ゲーム中に毎回スコアを声に出すようにしました。何ゲームかやると、3つ目の数字が何を表しているのか自然と分かってくるはずです。

シングルスは偶数なら右

シングルスではサーバー番号がないため、スコアは2つの数字でコールします。サーバー自身の得点が偶数なら右側、奇数なら左側からサーブするのが基本です。

0点から始まるので最初は右。1点になれば左、2点なら右というように交互になります。ダブルスよりサーバーの管理自体はシンプルです。

2026年は別の得点方式もある

ここまで説明したのは、初心者がまず覚えておきたい標準的なサイドアウト方式です。ただし、2026年のUSA Pickleball公式ルールには、ラリーの勝者側へ得点が入るラリースコアリングの選択肢も掲載されています。

方式 得点の入り方 初心者の覚え方
サイドアウト方式 原則としてサーブ側がラリーを取ったときに得点 まずはこちらを覚える
ラリースコア方式 ラリーを取った側に得点 採用時は大会や主催者の説明を確認

そのため、「ピックルボールでは絶対にサーブ側しか得点できない」と言い切るのは、現在の国際ルールの観点で言うと正確ではありません。普段参加する体験会や大会がどの方式を採用しているのかを確認してくださいね。

ツーバウンドルールを理解しよう

ツーバウンドルールはピックルボールらしさを作っている重要な決まりです。名前だけを聞くと難しそうですが、「サーブされた(レシーブ)側が1回、次にサーブした側が1回、必ずバウンドさせる」と考えれば分かりやすいでしょう。

4球目からボレーできる

サーブを1球目とすると、レシーブ側がバウンド後に打つリターンが2球目。そのリターンをサーブ側がバウンドさせてから打つのが3球目です。

ここまで終われば、その後はボールをバウンドさせて打っても、空中でボレーしても構いません。ただし、ボレーするときにはノンボレーゾーンのルールが別に適用されます。

覚え方は「サーブを落とす、リターンも落とす」です。サーブ直後の2回の返球だけ注意しておけば、ツーバウンドルールの基本を押さえられます。

2回バウンドすると失点になる

ツーバウンドルールの「ツーバウンド」と、ラリー中に同じ側のコートでボールが2回弾むことは別の話です。通常のラリーでは、自分のコートで2回目のバウンドをする前に返球しなければなりません。

つまり、最初の2球について「それぞれ1回ずつバウンドさせる」のがツーバウンドルール。その後に「同じ側で2回バウンドしてしまう」のはフォールトです。名前が似ているため、ここは分けて覚えてくださいね。

キッチンのルールを覚えよう

サーブや得点と並んで、ピックルボールを象徴するルールがキッチン(ノンボレーゾーン)です。初心者のうちは「キッチンに入ったら反則」と思いがちですが、それは間違いです。

キッチンに入るのはOK

ノンボレーゾーンという名前の通り、禁止されている中心的な行為はゾーン内でのボレーです。ボールが自分のコートで一度弾んだのであれば、キッチンの中へ足を踏み入れて返球できます。

ネット際へ短く落とされたボールを拾うときには、むしろキッチンの中へ入らなければ届かないこともあります。返球後も慌てず、次のプレーに備えて位置を戻しましょう。

ラインを踏んだボレーは反則

キッチンを囲むラインはノンボレーゾーンの一部です。そのため、足がラインに触れている状態でノーバウンドのボールを打つとフォールトになります。

「ラインの外側だから大丈夫」と思ったらつま先だけラインに触れていた、というのは実戦でも起こりやすいミスです。ネット前ではボールだけでなく、自分の足元も意識する必要があります。

勢いで入ってもフォールト

さらに注意したいのが、ボレーした瞬間にはキッチンの外にいても、打った勢いによってその後キッチンへ入るとフォールトになることです。

例えば、ノンボレーゾーンラインのすぐ後ろでボレーし、身体の勢いを止められず一歩前へ出てしまった場合が該当します。

ボールが相手コートへ決まったあとでも、ボレーの勢いが続いている間にキッチンへ触れればフォールトになるので注意しましょう。

戻るときは両足を外へ

一度キッチンの中へ入ったあとにボレーする場合は、ノンボレーゾーンの外へ戻り、両足を完全に外側へ接地させてからボレーします。

片足だけ外へ出して、もう片方の足がまだキッチン内にある状態でジャンプしてボレーするとフォールトになります。「外へ出たつもり」ではなく、両足で一度キッチン外の地面へ戻ることが必要です。

インとアウトを判断しよう

ゲームをしていると必ず出てくるのがライン判定です。初心者同士のプレーでは細部に神経質になりすぎる必要はありませんが、基本的な考え方を知っておくと判断しやすくなります。

ラインに触れれば基本イン

通常のラリーでは、ボールがコートの境界線に触れていれば基本的にインです。ボール全体がラインの外側へ落ちたことをはっきり確認できた場合にアウトと判断します。

セルフジャッジでは、自分側のコートへ落ちたボールを自分たちで判定するのが基本です。判断に迷うほど際どい場合は、相手側に有利な判定をするという考え方も覚えておくと、気持ちよくプレーできます。

サーブのキッチン線は例外

通常のラインは触れればインですが、サーブ時のノンボレーゾーンラインは例外です。キッチンライン自体がノンボレーゾーンに含まれるため、サーブがそのラインへ落ちるとフォールトになります。

一方、サービスコートのサイドライン、センターライン、ベースラインへサーブが触れた場合は、正しいサービスコート側であればインです。初心者は迷いやすいので、「キッチンラインだけ別」と覚えると分かりやすいでしょう。

代表的なフォールトを知る

ゲーム中に発生しやすいフォールトには、サーブが正しいサービスコートへ入らない、返球がネットを越えない、ボールがアウトになる、自陣で2回バウンドする、ツーバウンド完了前にボレーする、キッチンでボレーする、といったものがあります。

場面 主なフォールト
サーブ サービスコート外やキッチンへ着地する
ラリー ネットを越えない、またはアウトになる
バウンド 返球する前に自陣で2回弾む
ツーバウンド 最初の2回のバウンドが完了する前にボレーする
キッチン ゾーン内やライン上でボレーする
ボレー後 勢いによってキッチンへ触れる

初めてのゲームでは、こうしたフォールトを一度にすべて覚える必要はありません。同じ反則を実際のプレーで何度か経験すると、「これはさっきの場面だ」と結びついて覚えやすくなるはずです。

最新ルールの確認方法

ピックルボールのルールは改定されることがあります。検索結果や過去の解説動画だけを見ると、現在とは異なるルールが混ざってしまう可能性もあるため、迷ったときに確認できる一次情報を知っておきましょう。

公式ルールブックPDFを見る

最新の詳しいルールを確認したい場合は、USA Pickleballが公開している公式ルールブックが有力な一次情報です。サーブ、得点、ノンボレーゾーン、ライン判定、フォールトなどが細かく規定されています。

USA Pickleball「Official Rules」では、最新版の公式ルールブックPDFを確認できます。(出典:USA Pickleball)

全文は英語ですが、「Serve」「Two-Bounce Rule」「Non-Volley Zone」「Scoring」など知りたい項目を探せば、該当するルールへたどり着きやすくなります。

日本国内の大会へ参加する場合は、あわせて大会主催者が指定するルールも確認してください。

インターネット上には以前のルールを前提とした記事や動画も残っています。ルールが食い違っている場合は、公開年と採用されているルールブックを確認しましょう。

動画は動きを知るのに便利

ピックルボールのルール動画は、サーブ動作やキッチン周辺の足の動きを理解するときに役立ちます。文章では分かりにくい「ボレー後の勢いでキッチンへ入る」といった場面も、映像ならイメージしやすいでしょう。

ただし、動画は公開された時点のルールに基づいていることがあります。動画で動作を理解し、細かな判定や最新ルールは公式ルールブックで確認するという使い分けがおすすめです。

紙や電子書籍で手元に置いて確認したい場合は、ピックルボールのルール解説書を補助教材として利用する方法もあります。その場合も、発行年を確認して最新ルールとの差がないか見ておくと安心でしょう。

初心者がルールを覚えるコツ

ピックルボールのルールは、机の上で文章を読むだけよりも、実際にプレーしながら覚えた方が理解しやすいと思います。特に最初の数回は、間隔を空けすぎずゲーム形式の練習を経験するのがおすすめです。

最初は4項目だけ意識する

ゲームへ入る前に完璧を目指すと、サーブ順や細かなフォールトまで気になって身体が動かなくなりがちです。まずはサーブ・得点のカウント・ツーバウンドルール・キッチンの4項目に絞ってください。

例えばサーブの細かな動作に不安があるとしても、初心者の体験会なら経験者やインストラクターがその場で教えてくれることが多いはずです。ルールを一つ間違えたからといって、ピックルボールを楽しめなくなるわけではありません。

短い間隔でゲームを経験する

私自身、最初はピックルボール独自のルールにかなり戸惑いました。それでも始めた頃にある程度続けて体験会や練習へ参加し、ゲーム形式の練習を繰り返したことで、文章だけでは分かりにくかった部分も体感的に理解できるようになりました。

反対に、始めたばかりの時期に1週間、2週間と間隔が空くと、前回せっかく覚えたサーブ順や得点のカウント方法を次の練習ではすっかり忘れてしまっていることも。

可能であれば、最初の数回だけでもあまり間隔を空けずにプレーすると覚えやすいかなと思います。

RYUSEI
RYUSEI

私は現在DUPR4.0を目標に練習していますが、始めた頃は「0-0-2って何?」というところからのスタートでした。ルールは読むだけで全部覚えようとせず、ゲーム中に分からない場面があるたびに確認する方が記憶に残りやすいです。初心者のうちは間違えて当然くらいの気持ちでコートに入ってみてください。

分からない場面を後で確認する

ゲーム中に判断できなかった場面があれば、「今のプレーはなぜフォールトだったのか」を後で確認してみましょう。

キッチンに足が触れていたのか、ツーバウンドが終わる前にボレーしたのか、サーブがキッチンラインへ落ちたのか。具体的な場面とルールを結びつけることで覚えやすくなります。

実際に近くでプレーできる場所を探している方は、ピックルボールができるコートや体育館の探し方も参考にしてください。ルールをひと通り読んだら、次はコートでゲームを経験してみるのが一番ですよ。

ピックルボールのルールに関するQ&A

最後に、ピックルボールのルールを調べている初心者さんによくある疑問をまとめます。ゲーム前に迷いやすい部分を中心に確認しておきましょう。

ピックルボールのルールに関するよくある質問(FAQ)

Q1. ピックルボールは何点先取ですか?

A. 標準的なゲームは11点先取で、勝利には2点差が必要です。そのため10対10になった場合は、12対10、13対11など2点差がつくまで続きます。ただし、大会によって15点や21点など異なる形式が採用されることもあります。

Q2. サーブは何回打てますか?

A. 通常、サーブの機会は1回です。テニスのようなファーストサーブとセカンドサーブはありません。正しいサービスコートへ入らないなどのフォールトになれば、ダブルスでは状況に応じてパートナーのサーブへ移るか、相手チームへサーブ権が移ります。

Q3. キッチンには入ってはいけませんか?

A. いいえ。キッチンへ入ること自体は禁止されていません。ボールが一度バウンドしたあとであれば、キッチン内へ入って返球できます。禁止されているのは、キッチン内やそのラインに触れた状態でボレーすることです。

Q4. サーブがネットに触れたらやり直しですか?

A. ネットに触れただけではやり直しになりません。ネットへ触れたあとでも、ボールがキッチンを越えて対角線側の正しいサービスコートへ入れば、そのままラリーを続けます。キッチンやキッチンラインへ落ちた場合はフォールトです。

Q5. 最新の公式ルールはどこで見れますか?

A. USA Pickleballの公式サイトで最新版のOfficial Rulebookを確認できます。大会では独自の大会要項や採用ルールが設定される場合もあるため、出場時は主催者が案内している最新情報もあわせて確認してください。

まずは4つのルールで始めよう!

ピックルボールのルールブックには細かな規定がありますが、初心者が最初からすべて覚える必要はありません。ゲームを始める段階では、次の4つを覚えておけば十分です。

  • サーブ:ベースライン後方から対角線のサービスコートへ入れる
  • 得点:標準方式ではサーブ側がラリーを取ると1点入る
  • ツーバウンドルール:サーブとリターンは双方が一度ずつバウンドさせる
  • キッチン:ノンボレーゾーン内やライン上ではボレーできない

この4つを知ったうえで実際にゲームへ入ると、細かなサーブ順やライン判定も少しずつつながってきます。私自身も、ルールを読んだだけで理解したというより、何度もゲームを経験する中で「あの説明はこのことだったのか」と分かる場面が増えていきました。

ピックルボールは、ルールを完璧に覚えてから始めるスポーツではないと思っています。まずはパドルを持って、サーブを入れて、ラリーをしてみる。その中で分からないことを一つずつ覚えていけば大丈夫です。

そして競技会への出場や細かな判定が必要になったときには、最新の公式ルールブックや大会要項を確認してください。

最初の一歩では、細かな例外よりも「サーブ・得点・ツーバウンドルール・キッチン」。まずはこの4つを基にピックルボールを楽しんでいきましょう!