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ピックルボールのツーバウンドルールとは?反則がわかる具体例を解説

ルール

こんにちは、Pickle PeopleのRYUSEIです。

ピックルボールを始めて間もない頃、ルールの意味は分かっているのに、実際のゲームになるとなぜか間違えてしまうことがありました。その代表がツーバウンドルールです。

「サーブをワンバウンドさせる」というところまでは覚えていても、その次のリターンまでバウンドさせる必要があることを忘れ、サーブ側にいると反射的にノーバウンドで打ってしまう…。始めて数ヶ月くらいまでは度々やってしまいました。

ただ、覚え方そのものは難しくありません。サーブ後は両チームが一度ずつボールをバウンドさせ、その後にボレーが解禁される。まずはこれだけ頭に入れておけば、大半の混乱を防げます。

この記事では、ピックルボールのツーバウンドルールを、サーブから何球目ならノーバウンドで打てるのか、ワンバウンドとの違い、実際に反則になる場面まで順番に解説します。

記事のポイント
1 ツーバウンドルールの正しい意味
2 ノーバウンドで打てるタイミング
3 反則になる具体的なプレー例
4 ゲーム中にルールを忘れないコツ

ツーバウンドルールとは

ツーバウンドルールは、ピックルボールをテニスなどと大きく分ける特徴のひとつです。「ツーバウンド」という名前だけを見ると、同じコートでボールを2回弾ませるルールのようにも聞こえますが、実際の意味はまったく違います。

両チームが1回ずつ落とす

ツーバウンドルールでは、サーブが打たれたあと、まずレシーブ側がサーブを1回バウンドさせてから返球します。

そして、そのリターンを受けるサーブ側も1回バウンドさせてから返球しなければなりません。

ツーバウンドルールの基本

サーブ → レシーブ側で1バウンド → リターン → サーブ側で1バウンド → 返球

つまり「ツー」は、片方のコートで2回バウンドするという意味ではなく、両チームのコートで1回ずつ、合計2回のバウンドが必要という意味です。

USA Pickleballの公式ルール要約でも、レシーブ側がサーブをバウンドさせ、その後サーブ側もリターンをバウンドさせることが定められています。(出典:USA Pickleball「Pickleball Rules Summary」)

ツーバウンドルールを理解する際に確認したいピックルボールコートのネットとライン

ピックルボールコートのネットとライン。ツーバウンドルールではネットを挟んだ両チーム側で最初の1打をバウンドさせる

サーブを直接返すのは反則

まず間違えやすいのが、サーブをノーバウンドで返してしまうケースです。

テニスでは通常、サーブを一度バウンドさせてリターンするので、この部分は比較的イメージしやすいかもしれません。ピックルボールでも同じように、レシーバーは飛んできたサーブを一度コートへ落とす必要があります。

サーブが高く浮いてきて、「このまま打ったほうが簡単そう」と感じても直接ボレーしてはいけません。必ずバウンドを待ちます。

リターンも直接打てない

初心者の方がより間違えやすいのはここです。レシーブ側がサーブをワンバウンドさせて返したあと、サーブ側はそのリターンをノーバウンドで打つことができません。

ここでもう一度バウンドが必要です。

私自身、理屈としてはこちらの意味も分かっていたのですが、実際のゲームではリターンがちょうど打ちやすい高さへ飛んでくると、つい反応してしまうことがありました。

RYUSEI
RYUSEI

私の場合、「自分のチームがサーブを打つときはツーバウンドを意識する」と決めてからミスがかなり減りました。レシーブ側はサーブを落とすことを自然に意識しやすいのですが、サーブ側はリターンを待つことを忘れがちです。サーブを打った直後こそ、一度後ろで待つ。この意識が役立ちました。

なぜこのルールがあるのか?

ツーバウンドルールには、サーブを打った側がそのままネット際へ走り込み、次の返球をすぐボレーして一方的に攻める展開を抑える役割があります。

USA Pickleballも、ツーバウンドルールによってサーブ&ボレーによる優位性を抑え、ラリーが続きやすくなると説明しています。

サーブ側はリターンをバウンドさせる必要があるので、サーブ直後にネットへ一直線に走り込むわけにはいきません。この仕組みがあるからこそ、サーブ側とレシーブ側で独特のポジショニングが生まれます。

ノーバウンドで打てるのはいつ?

ツーバウンドルールを理解したあと、多くの人が気になるのが「結局、何球目からノーバウンドで打っていいの?」という点ではないでしょうか。ここは球数で考えると、かなり分かりやすくなります。

最初のボレーは4球目から

サーブを1球目として数えてみましょう。

球数 打つ側 バウンド ボレー
1球目 サーブ側 相手コートへサーブ ―
2球目 レシーブ側 必ず1バウンド後 不可
3球目 サーブ側 必ず1バウンド後 不可
4球目以降 どちらも 状況に応じて選択 可能

サーブが1球目、サーブをワンバウンドさせて返すリターンが2球目。そして、そのリターンをサーブ側がワンバウンドさせて打つのが3球目です。

この時点で両チーム側の1回ずつのバウンドが完了するため、実際に最初のボレーが可能になるのは4球目からです。

3球目は必ずバウンド後に打つ

「2回目のバウンドが終わったらボレーできる」と聞くと、3球目をノーバウンドで打てるように感じるかもしれません。

しかし、3球目を打つサーブ側は、その直前に飛んできたリターンを一度バウンドさせる義務があります。つまり3球目そのものは、必ずバウンド後に打つショットです。

ツーバウンドルールが完了するのは、サーブ側コートで2回目となる必要なバウンドが起きた瞬間です。そのボールを3球目として返したあと、相手が打つ4球目からボレーという選択肢が加わります。

「3球目から自由」と覚えるより、「4球目からノーバウンドOK」と覚えたほうが、初心者のうちは間違いにくいかもしれません。

4球目も落として構わない

4球目になったからといって、必ずボレーしなければならないわけではありません。ツーバウンドルールが終わったあとは、ボールをノーバウンドで打っても、一度バウンドさせてから打っても構いません。

例えばサーブ側の3球目がキッチン付近へ柔らかく落ちてきた場合、レシーブ側はそのボールをバウンドさせてからディンクすることもあります。

逆に3球目が高く浮いて、自分がキッチンラインの外側で正しく構えていれば、4球目をボレーで返すことも可能です。

ツーバウンドルールは「その後ずっとボレーしなければならないルール」ではなく、サーブを除く最初の2回だけノーバウンドの返球を禁止するルールと考えると分かりやすいでしょう。

反則になる具体例

ここからは、実際のゲームをイメージしながら確認してみましょう。文章だけでルールを覚えるより、「この場面はOK」「これは反則」と具体例で見たほうが頭に残りやすくなります。

サーブを直接ボレーする

相手がサーブを打ちました。ボールが少し高く、ちょうど自分の胸あたりへ飛んできたので、コートへ落ちる前に打ち返しました。これはツーバウンドルール違反です。

サーブは必ずレシーブ側のコートで一度バウンドさせてから返します。打ちやすい高さだったとしても、直接打ってはいけません。

リターンを直接ボレーする

自分のチームがサーブを打ち、相手がワンバウンド後にリターンしました。そのボールが高く返ってきたため、前へ出てノーバウンドで打ちました。これも反則です。

サーブ側は、相手のリターンを一度バウンドさせる必要があります。この場面こそ、私が初心者の頃に何度か間違えたパターンでした。

4球目をボレーする

サーブを相手がワンバウンドで返し、そのリターンをサーブ側もワンバウンドさせて3球目を打ちました。その3球目をレシーブ側がノーバウンドで返します。

これはツーバウンドルール上は問題ありません。両チームで必要なバウンドがすでに1回ずつ完了しているためです。

ただし、ボレーする場所がキッチンの中だった場合は別の反則になります。この点は後ほど詳しく触れます。

同じ側で2回バウンドする

相手から飛んできたボールを待っていたところ、自分のコートで1回、2回とバウンドしてから打ち返しました。これはツーバウンドルールとは関係なく、通常のフォールトです。

テニスや卓球と同じく、ピックルボールでは、基本的に自分側で2回目のバウンドが起きる前に返球する必要があります。

「ツーバウンドルールだから2回まで待っていい」という意味ではありません。ここは名前のせいで混同しやすいポイントです。

ツーバウンドルールを守りながら夜の屋外コートでピックルボールをプレーする様子

夜の屋外コートで行われているピックルボールのゲーム。実戦ではボールの軌道を見ながらバウンドさせるべき場面を判断する

ワンバウンドとの違い

「ツーバウンド」「ワンバウンド」「2回バウンド」と似た表現が並ぶため、始めたばかりだと混乱するのも無理はありません。それぞれの意味を分けて考えてみましょう。

ワンバウンドは通常の返球

ワンバウンドとは、そのままの意味で、ボールが自分側のコートに一度弾んでから打つことです。ツーバウンドルールが終わったあとも、ワンバウンドで返球することは何度でもできます。

例えば相手が深いボールをベースライン付近へ打ってきた場合、無理にノーバウンドで処理する必要はなく、一度バウンドさせてから返しても問題ありません。

つまり、ワンバウンドは特別な反則でも例外でもなく、ピックルボールで普通に使う返球方法です。

同じコートの2バウンドは反則

一方、ひとつの返球に対して自分側のコートでボールが2回弾んでしまえば、通常はその時点でラリーを続けることができません。

状況 意味 判定
サーブ後に両チームで1回ずつ ツーバウンドルール 必要なバウンド
自分側で1回バウンドして返球 通常のグラウンドストローク OK
自分側で2回バウンド 返球が間に合っていない 原則フォールト
ツーバウンド完了後にノーバウンド ボレー 場所などの条件を満たせばOK

この違いを覚えておけば、「ピックルボールは2バウンドまで大丈夫なの?」という疑問も解消できるはずです。

シングルスとダブルスの違い

ピックルボールではダブルスが広くプレーされていますが、ツーバウンドルールそのものはシングルスでもダブルスでも基本的に同じです。

人数が変わってもルールは同じ

ダブルスでも、サーブを受ける側はサーブを一度バウンドさせ、そのリターンをサーブ側も一度バウンドさせます。「4人いるから4回バウンドさせる」といったことはありません。

1人につき1回ではなく、チーム側のコートにつき最初の1回と考えてください。

シングルスも同様です。サーブ、レシーブ側でバウンド、リターン、サーブ側でバウンド。この流れが終われば、ノーバウンドのボレーも使えるようになります。

サーブ側は前へ出すぎない

ルールを理解すると、ダブルスのポジショニングにも理由があることが分かってきます。

サーブ側は相手のリターンを必ずバウンドさせなければならないので、サーブを打った直後からキッチンラインまで走ってしまうと、深いリターンが来たときに後ろへ戻らなければなりません。

そのため、基本的にはベースライン付近でリターンのバウンドを待ち、3球目を打ってから前へ進む機会を探します。

一方、レシーブ側はサーブをワンバウンドさせて返した時点で、自分たち側のツーバウンドルール上の義務は終わっています。そのため、深いリターンを打ったあとキッチンライン付近へ前進しやすくなります。

ルールを覚えることは、単に反則を防ぐだけではありません。なぜサーブ側とレシーブ側で立つ位置が違うのかまで理解できるようになります。

キッチンルールとの違い

ツーバウンドルールと同じくらい初心者が戸惑いやすいのが、通称「キッチン」と呼ばれるノンボレーゾーンです。この2つは別々のルールなので、切り分けて考える必要があります。

ツーバウンド後も制限は残る

必要な2回のバウンドが終われば、ノーバウンドでボールを打つこと自体は可能になりますが、ただし、どこからでもボレーできるわけではありません。

ネットの両側にあるキッチンの中やキッチンラインに触れた状態ではボレーできません。

ツーバウンドルールが終わっても、キッチンのボレー制限はなくなりません。

「4球目以降だから何でもノーバウンドで打てる」ではなく、ボレーするときは足の位置にも注意してください。

バウンドすればキッチンでも打てる

逆に言えば、キッチンへ入ること自体が禁止されているわけではありません。相手のボールがキッチン内に一度バウンドした場合は、中へ入ってそのボールを返すことができます。

例えばディンクのラリーでは、キッチン付近に落ちたボールをバウンド後に打つ場面が何度もあります。

サーブや得点、キッチンなども含めた全体像は、ピックルボールの基本ルールをまとめた記事でも詳しく解説しています。

勢いで入っても反則になる

キッチンの外側から正しくボレーしたとしても、打った勢いのままキッチンやそのラインへ触れるとフォールトになります。

そのため、ノーバウンドで打てるタイミングだけでなく、ボレー後に身体を止められるかも大切です。

ツーバウンドルールを覚えたあと、「これでもうボレーは全部OK」とは考えず、キッチンのルールもセットで意識することが必要です。

初心者がミスを減らすコツ

ツーバウンドルールは文章で読むとシンプルです。それでも実際のコートでは、サーブの順番やスコア、相手の位置まで同時に考えるため、ふと頭から抜けてしまうことがあります。ここでは私がプレーしながら感じた、覚えやすい方法をご紹介します。

サーブ側のときだけ意識する

私が特に効果を感じたのが、「自分のチームがサーブするときは、必ずツーバウンドルールを思い出す」という方法です。

レシーブ側はサーブを受ける立場なので、ボールをバウンドさせることを比較的忘れにくいものです。

一方、サーブ側は自分がサーブを打ったあと、相手のリターンが浮いてくると反射的に前へ出て打ちたくなります。

なのでサーブを打ったら、「次は落とす」と頭の中でひと言確認します。私はこれを意識するようになってから、リターンを直接ボレーしてしまうことがほとんどなくなりました。

RYUSEI
RYUSEI

試合中に「ツーバウンドルール、ツーバウンドルール……」とずっと考える必要はありません。サーブを打った瞬間だけ「次は一度落とす」と確認するくらいで十分です。ルールを覚えるというより、サーブ後の動作として身体に覚えさせる感覚ですね。

短い言葉で順番を覚える

初心者の方には、次の流れで覚える方法もおすすめです。

サーブ → 落とす → 返す → 落とす → 打つ

細かなルール用語を毎回思い出す必要はありません。

サーブが飛んできたらレシーブ側が落とす。返したボールをサーブ側も落とす。そこまで終われば通常のラリー。このリズムが身体に入れば、ゲーム中の判断もかなり楽になります。

ペアで声を掛け合う

ダブルスなら、パートナー同士で声を掛けるのも有効です。

特にゲームを始めたばかりの頃は、サーブ後にパートナーが前へ出そうになったら「バウンド!」とひと言伝えるだけでもミスを防げます。

最初はルールを教え合いながらプレーして構いません。ある程度経験すると、わざわざ声に出さなくても自然に待てるようになってきます。

ラリー形式で反復する

ルールを覚えるだけなら、試合形式にこだわる必要もありません。2人でサーブ、リターン、3球目までを繰り返すだけでも十分な練習になります。

特に「サーブ側がリターンを待つ」という動きを反復すると、実戦でも身体が先に反応してくれるようになります。

こうした反復をするなら、1球ごとに拾いに行くより、練習用のピックルボールを複数用意しておくとテンポよく続けられるでしょう。

TOCO TPB-303屋外用ピックルボール3個入りパッケージ

サーブやリターンの反復練習にも使えるTOCOの屋外用ピックルボール

まだ自分用の道具を持っておらず、家族や友人と基本ルールから練習したい場合は、パドルとボールが揃ったスターターセットなら必要な道具をまとめて用意しやすいでしょう。

これからピックルボールを始める場合の道具や費用、プレーできる場所については、ピックルボール初心者の始め方も参考にしてください。

覚えるとプレーが変わる理由

ツーバウンドルールは初心者向けの知識に見えますが、実はピックルボールの戦術そのものに深く関係しています。

3球目が重要になる

サーブ側はリターンをバウンドさせなければならないため、多くの場合、3球目をベースライン付近から打つことになります。

一方、レシーブ側はリターン後に前へ進み、キッチンライン付近へ到達しやすい立場です。

そのためサーブ側は3球目で、相手に簡単なボレーをさせないよう工夫しながら前へ進む必要があります。

ここから、相手のキッチン付近へ柔らかく落とすサードショット・ドロップや、ドライブを使って次の球を作るといった戦術につながっていきます。

つまり「なぜ3球目がこれほど重要なのか」をたどっていくと、その出発点にツーバウンドルールがあります。

レシーブを深く返す意味も分かる

レシーブ側が深いリターンを打つことにも理由があります。

サーブ側はそのリターンを必ずバウンドさせる必要があるので、ベースライン付近まで深く返せば相手を後方に残しやすくなり、その間にレシーブ側はキッチンラインへ進む時間を作れます。

ルールだけを覚えている段階では「なぜみんな深くリターンするんだろう」と感じるかもしれません。しかしツーバウンドルールと結び付けて考えると、プレーヤーの動きにも納得できるようになります。

あなたがゲームを見る機会があれば、サーブ側とレシーブ側がサーブ直後にどこへ動いているか見てみてください。ツーバウンドルールを知ったあとなら、以前とは少し違って見えるはずです。

公式ルールの確認方法

この記事では初心者がゲームで困らないことを優先してツーバウンドルールを説明しましたが、公式大会へ出場する場合などは最新版のルールも確認しておくと安心です。

最新版は公式情報を確認する

USA Pickleballは公式ルールブックを毎年更新しており、最新版についても公式サイトから確認できます。(出典:USA Pickleball「Official USA Pickleball Rulebook」)

大会では主催者独自の大会要項や、競技カテゴリーに応じた規定が設けられることもあります。

普段のレクリエーションで覚える基本としては「両チームが最初の1打を一度ずつバウンドさせる」で問題ありませんが、公式大会へ出る場合は主催者が案内している最新ルールも確認しましょう。

ルールは改定される場合があります。大会参加時など正確な判定が必要な場面では、USA Pickleballなどの公式ルールと大会要項を最終的に確認してくださいね。

ツーバウンドルールについてのFAQ

最後に、ピックルボールのツーバウンドルールについて、初心者の方によくある疑問をまとめます。

ツーバウンドルールのよくある質問(FAQ)

Q1. ピックルボールは何球目からノーバウンドで打てますか?

A. サーブを1球目として数えた場合、最初にボレーできるのは基本的に4球目です。サーブをレシーブ側がワンバウンドさせて2球目を返し、そのリターンをサーブ側もワンバウンドさせて3球目を返します。ここで両チーム側の必要なバウンドが完了するため、次の4球目からノーバウンドで打つことができます。ただし、キッチン内やキッチンラインに触れた状態でのボレーは別のルールで禁止されています。

Q2. サーブ側は3球目をボレーできますか?

A. できません。サーブ側はレシーブ側から返ってきたリターンを一度バウンドさせてから3球目を打つ必要があります。したがって、3球目そのものはバウンド後の返球になります。最初にボレーという選択肢が生まれるのは、その次の4球目からです。

Q3. ツーバウンドなら同じコートで2回弾んでも大丈夫ですか?

A. いいえ。ツーバウンドルールは、サーブ後にレシーブ側とサーブ側でそれぞれ1回ずつバウンドさせるルールです。同じ側のコートでボールが2回バウンドするという意味ではありません。通常は2回目のバウンドが起きる前に返球する必要があります。

Q4. ツーバウンド後ならキッチンでもボレーできますか?

A. できません。ツーバウンドルールとキッチンのルールは別です。必要な2回のバウンドが終わったあとでも、キッチン内やキッチンラインに触れた状態でボレーするとフォールトになります。一方、ボールがキッチン内でバウンドしたあとであれば、中へ入って返球することはできます。

Q5. シングルスにもツーバウンドルールはありますか?

A. はい。基本的なツーバウンドルールはシングルスでもダブルスでも同じです。サーブをレシーブ側が一度バウンドさせ、そのリターンをサーブ側も一度バウンドさせます。その後は、キッチンなどほかのルールを守ったうえでボレーも使えます。

ツーバウンドルールについて総括

ピックルボールのツーバウンドルールは、言葉だけを見ると少しややこしく感じます。しかし、実際に覚える内容はかなりシンプルです。

  • サーブはレシーブ側が1回バウンドさせる
  • リターンはサーブ側も1回バウンドさせる
  • 最初にボレーできるのは基本的に4球目から
  • 同じ側で2回バウンドする意味ではない
  • ツーバウンド後もキッチンでのボレーは禁止

私も始めたばかりの頃は、頭では理解しているのに、サーブ後のリターンを反射的にノーバウンドで打ってしまうことがありました。

そこで意識するようにしたのが、「自分のチームがサーブしたら、次のボールは必ず一度落とす」ということです。これだけでツーバウンドルールの違反はかなり減りました。

サーブ → 相手側でバウンド → リターン → 自分側でバウンド。ここまで終わったらボレー解禁。

まずはこの流れを覚えてコートに立ってみてください。何ゲームか繰り返す頃には、考えなくても自然に身体が待てるようになってくるはずですよ。