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ピックルボールの点数の数え方|0-0-2の意味や得点ルールを解説

ピックルボールのパドルやボール、コート図のノート越しにダブルスの試合を見る様子 ルール

こんにちは、Pickle PeopleのRYUSEIです。

ピックルボールを始めたばかりの頃、ルールの中で私が少し戸惑ったのが点数の数え方でした。特にダブルスでは、サーブ前に「0-0-2」「3-2-1」のように3つの数字をコールするため、最初は「最後の1や2は何の点数?」と考えてしまいました。

ただ、ゲームのたびにサーブ前のスコアコールを毎回声に出すことを意識したところ、それほど時間はかからず流れが見えるようになりました。

ポイントは、3つの数字を「サーブ側の得点・レシーブ側の得点・サーバー番号」に分けて考えることです。

この記事では、標準的なサイドアウト方式を中心に、ピックルボールの点数がいつ入るのか、0-0-2は何を意味するのか、サーブ権と立ち位置がどう変わるのかを、実際のゲームを追う感覚で解説します。

記事のポイント
1 ピックルボールで得点が入る条件
2 ダブルスで使う3つの数字の意味
3 0-0-2から始まる理由とサーブ順
4 点数と左右の立ち位置を判断する方法

ピックルボールの得点ルール

まず押さえたいのは、「ラリーに勝ったチームへ必ず1点入る」とは限らないことです。標準的なピックルボールでは、サーブ権を持つ側だけが得点できるサイドアウト方式が基本です。

ここが分かると、その後の0-0-2やサーバー番号もかなり理解しやすくなります。競技全体のサーブやキッチン、ツーバウンドルールまで一度に確認したい方は、ピックルボールの基本ルールを解説した記事もあわせてご覧ください。

得点できるのはサーブ側

標準的なサイドアウト方式では、サーブしているチームがラリーを取ったときに1点が加わります。反対に、レシーブ側がラリーを取っても、そのタイミングで得点は増えません。

例えば、サーブ側が2点、レシーブ側が1点の場面を考えてみましょう。サーブ側がラリーに勝てば3対1になります。一方、レシーブ側がラリーに勝った場合は2対1のまま。変わるのは点数ではなく、次に誰がサーブするかです。

ダブルスなら、1人目のサーバーがラリーを落とした場合はパートナーへサーブが移ります。2人目のサーバーもラリーを落とすと、今度は相手チームへサーブ権が移ります。このサーブ権が相手へ渡ることを「サイドアウト」と呼びます。

覚え方はシンプルです。「今、サーブしているのはどちらのチームか?」を先に確認してください。サーブ側が勝ったら得点、レシーブ側が勝ったらサーブ権が進む、と考えると混乱しにくくなります。

夜の屋外ピックルボールコートでプレーヤーがラリー中のボールを打ち返す様子

夜の屋外コートでラリーを行う様子。標準方式ではサーブ側がラリーを取ったときに得点が入る

一般的には11点先取で終了

標準的なゲームは11点先取で行われます。ただし、11点に先に到達すれば必ず終了するわけではなく、勝つには2点差が必要です。

例えば11対9なら2点差があるのでゲーム終了です。10対10になった場合は11対10では終わらず、12対10、13対11のように2点差がつくまで続きます。

大会やイベントによっては15点や21点で行う形式もあります。そのため、「ピックルボールは必ず11点」と覚えるより、通常は11点・2点差が基本で、参加する大会では要項を確認すると考えておくのがよいでしょう。

日本国内の基本的な得点やサーブ手順は、ピックルボール日本連盟「ピックルボールの基本ルール」でも確認できます。

大会では主催者が採用するルールや競技形式が優先されるため、出場前は最新情報を確認してください。

ダブルスとシングルスの違い

点数そのものはダブルスでもシングルスでも同じように進みますが、スコアコールの数字が違います。ダブルスは2人のサーブ順を管理する必要があるため3つ、シングルスはサーバー番号が不要なので2つです。

形式 スコアコール 例
ダブルス サーブ側の得点・レシーブ側の得点・サーバー番号 4-2-1
シングルス サーブ側の得点・レシーブ側の得点 4-2

この記事では、多くの初心者さんが迷いやすいダブルスのカウントを中心に解説します。ダブルス全体のサーブ順や立ち位置まで詳しく確認したい場合は、ピックルボールのダブルスルールの記事も参考にしてください。

0-0-2の意味を理解する

ピックルボールの点数を検索すると、かなりの確率で目にするのが「0-0-2」です。読み方は「ゼロ・ゼロ・ツー」。初めて聞くと3つとも得点のように見えますが、3つ目だけ意味が違います。

ここを切り分ければ、ダブルスのスコアコールは一気に分かりやすくなります。

1つ目はサーブ側の得点

最初の数字は、現在サーブしているチームの得点です。「4-2-1」なら、サーブ側が4点という意味になります。

大切なのは、「自分のチームの得点が常に1つ目」ではないことです。サーブ権が相手へ移れば、相手の得点が先にコールされます。

例えば自分たちが4点、相手が2点で、自分たちがサーブしているなら「4-2-○」。その後にサイドアウトして相手チームがサーブするなら、得点自体は変わらなくても「2-4-○」と順番が入れ替わります。

2つ目はレシーブ側の得点

2つ目の数字は、サーブを受けるチームの得点です。「4-2-1」ならレシーブ側が2点ということになります。

サイドアウト方式では、レシーブ側がラリーを取っても2つ目の数字はそのタイミングでは増えません。1人目のサーバーから2人目へ移るか、2人目ならサイドアウトになります。

点数だけを見ていると「今のラリーに勝ったのに、どうして得点が増えないの?」と感じるかもしれません。私も最初はそこに引っかかりました。ですが、得点とサーブ権の移動を別々に考えると、かなりすっきりします。

3つ目はサーバー番号

3つ目の数字は得点ではありません。そのサーブ権の中で、現在打つ選手が1人目のサーバーなのか、2人目のサーバーなのかを示します。

そのため、3つ目に入る数字は基本的に1か2です。「6-3-1」なら、サーブ側6点・レシーブ側3点・1人目のサーバー。「6-3-2」なら、得点は同じでも2人目のサーバーになります。

(例)4-2-1の読み方

4=サーブ側の得点、2=レシーブ側の得点、1=そのサーブ権で1人目のサーバーです。

ゲーム開始時だけ0-0-2

通常のダブルスでは、サーブ権を得たチームに1人目と2人目の2回のサーブ機会があります。しかし、ゲーム開始時の最初のサーブチームだけは、1人分のサーブ機会しかありません。

そこで、最初にサーブする選手を便宜上「2人目のサーバー」として扱います。だから開始時のコールは0-0-2になります。

この最初のサーバーがラリーを落としたら、パートナーへサーブは移りません。そのまま相手チームへサーブ権が渡ります。

最初から「2」とコールすることで、「次に失敗したらサイドアウトですよ」と数字の中に状態を含めている、と考えると分かりやすいでしょう。

RYUSEI
RYUSEI

私は最初、「1人目なのに、なぜ2なの?」と理屈ばかり考えて余計に混乱しました。実戦では、まず「ゲーム開始だけ0-0-2、そのサーブを失ったら相手へ移る」と覚えてしまうのがおすすめです。何ゲームか声に出していると、理由はあとから自然についてきます。

サーバー番号は人に固定されない

もう一つ大切なのが、サーバー1とサーバー2は選手に固定された番号ではないことです。「私は最初にサーブしたから、ゲーム中ずっとサーバー1」という意味ではありません。

サーバー番号は、そのチームがサーブ権を得た今回のターンで何人目かを表します。サイドアウト後に自分たちへサーブ権が戻ってきたとき、右側の正しい位置にいる選手がそのターンの1人目になります。

この考え方を知らないと、ゲーム後半で3つ目の数字だけが分からなくなりやすいです。番号は名前札ではなく、そのサーブ権の順番ということをぜひ覚えておいてください。

ダブルスの点数を流れで追う

仕組みを理解したら、実際のゲーム進行に沿って見ていきましょう。数字だけを暗記するより、「誰がラリーを取ったか」「次に誰がサーブするか」を一緒に追う方が覚えやすいです。

ここではAチームとBチームが対戦し、Aチームが最初にサーブするケースで説明します。

0-0-2から最初の1点

Aチームの選手A1が右側から「0-0-2」とコールしてサーブします。Aチームがそのラリーを取れば、サーブ側なので1点が入ります。

スコアは「1-0-2」。同じA1が今度は左側へ移動してサーブを続けます。A2もA1と左右を入れ替えます。

ここで重要なのは、「得点したらサーバーが交代するわけではない」ということです。サーブ側が得点したら、同じサーバーが左右を変えて続けるのが基本です。

最初のサーブを失った場合

ゲーム開始時のA1が「0-0-2」でサーブし、Bチームがラリーを取ったとします。Bチームに得点は入らず、スコアは0対0のままです。

ただし、Aチームはゲーム開始時だけ1人分しかサーブできないため、A2へは移らずそのままサイドアウト。Bチームへサーブ権が渡ります。

Bチームは右側の正しい位置にいる選手が1人目のサーバーとなり、「0-0-1」からサーブを始めます。ここから先は通常どおり、1人目と2人目の2人にサーブ機会があります。

1人目が失敗した場合

次に、Bチームが「2-1-1」でサーブしている場面を考えます。Bチームの1人目のサーバーがラリーを落としても、Aチームには得点が入りません。

そしてBチームのサーブ権もまだ終わりではありません。今度はパートナーが2人目のサーバーとしてサーブします。

点数は変わらないため、次のコールは「2-1-2」です。このように、1人目がサーブを失ったときは、最初の2つの数字はそのままで、3つ目だけ1から2へ変わります。

2人目が失敗するとサイドアウト

続いて「2-1-2」で2人目のサーバーもラリーを落としたとします。今度はサイドアウトです。

サーブ権はAチームへ移り、得点はAが1点、Bが2点のまま。したがってAチームから見た次のスコアコールは「1-2-1」になります。

この場面では数字が「2-1-2」から「1-2-1」へ大きく変わるため、初心者のうちは混乱しやすいところです。

ですが、得点が変わったわけではありません。サーブするチームが入れ替わったので、先に読む点数が逆になり、新しいサーブターンなのでサーバー番号が1へ戻っただけです。

場面 コール例 次に起こること
ゲーム開始 0-0-2 最初のチームだけ1人分のサーブ
サーブ側が得点 1-0-2 同じサーバーが左右を替えて続行
通常の1人目が失敗 2-1-1 → 2-1-2 パートナーへサーブが移る
2人目も失敗 2-1-2 → 1-2-1 相手へサーブ権が移る

5-3-2なら何を意味するか

ここまで理解できたら、「5-3-2」を見たときに3つへ分解してみてください。

5はサーブ側の得点、3はレシーブ側の得点、2は現在のサーブターンで2人目のサーバー。つまり、サーブ側はこのサーバーがラリーを落とすとサイドアウトになる状態です。

反対に、そのラリーをサーブ側が取れば6-3-2になります。同じサーバーが左右を替えて次のサーブを行います。

こうして数字を「点数・点数・順番」に分けられるようになると、0-0-2も5-3-2も同じ仕組みで読めるようになります。

点数と立ち位置の関係

ダブルスの点数は、誰が右側・左側にいるかを確認する手掛かりにもなります。サーブ側が得点するたびに左右を入れ替えるため、得点と位置関係がつながっているからです。

途中で「誰がサーブだっけ?」となったときも、開始時の位置と自分たちの得点を思い出せば復元しやすくなります。

得点したサーブ側が入れ替わる

サーブ側がラリーを取って得点したら、サーバーは右から左、または左から右へ移動します。パートナーも反対側へ移り、同じサーバーが次のサーブを打ちます。

一方、レシーブ側は相手が得点したからといって左右を入れ替えません。ここを4人全員で動いてしまうと、正しいレシーバーが分からなくなります。

相手が得点してもレシーブ側は入れ替わりません。左右を替えるのは、サーブ側が得点したときのサーブ側2人です。

開始サーバーは偶数なら右

各チームでゲーム開始時に右側にいた選手を「開始サーバー」と考えると、位置の確認がしやすくなります。その選手は、自チームの得点が0、2、4、6のような偶数なら右側、1、3、5のような奇数なら左側が正しい位置です。

パートナーはその逆になります。得点が偶数なら開始サーバーが右、奇数なら左。この関係は途中でサーブ順が分からなくなったときの頼れる手掛かりです。

ただし、競技ではスタッキングのような戦術的な配置もあります。立っている場所だけを見て判断するのではなく、正しいサーバーが正しいサービスコートから打ち、正しいレシーバーが受けることが重要です。

サイドアウト後は右から始める

相手からサーブ権が移ってきたら、そのチームは得点に応じて右側の正しい位置にいる選手からスタートします。その選手が今回のサーブターンのサーバー1です。

だから、前回サーブ権を持っていたときにサーバー1だった人と、今回のサーバー1が同じとは限りません。自チームの得点によって左右が変わっているためです。

この仕組みを理解すると、「サーバー番号は人に固定されない」というルールが、位置関係からも納得しやすくなるでしょう。

レシーバーにも正しい位置がある

サーブは対角線へ打つため、受ける側にも正しいレシーバーがいます。サーブ側の位置だけ合っていれば良いわけではありません。

ゲーム中に位置が分からなくなったら、「ゲーム開始時に右側だったのは誰か」「自分たちの得点は偶数か奇数か」「今サーブしているチームはどちらか」を順番に確認してみてください。

初心者同士のゲームなら、サーブ前に4人で確認してから再開すると理解も深まります。急いで曖昧なまま続けるより、スコアと位置を合わせてからプレーした方が、その後のカウントも追いやすくなるでしょう。

RYUSEI
RYUSEI

点数を覚えようとするだけだと、私は途中で何度か分からなくなりました。そこで「開始時に右にいた人」と「得点したときに誰が動いたか」を一緒に見るようにしたところ、サーブ順まで追いやすくなりました。数字と人の動きをセットで見るのがコツです。

よくあるカウントの勘違い

ピックルボールの点数は、仕組み自体よりも「他のスポーツで慣れている数え方」と混ざったときに間違えやすくなります。ここでは、実際のゲームで起こりやすい勘違いをまとめます。

ラリーに勝てば1点ではない

卓球や現在のバドミントンのようなラリースコアに慣れていると、ラリーを取った瞬間に点数を足したくなります。しかしピックルボールの標準的なサイドアウト方式では、得点できるのはサーブ側だけです。

レシーブ側がラリーを取ったときは、まず「点数」ではなく「サーブ権」に注目してください。相手の1人目から2人目へ移るのか、サイドアウトになるのかを確認します。

3つ目の数字は得点ではない

「3-2-1」を3対2対1のように見る必要はありません。3つ目はサーバー番号なので、試合の得点として増減する数字ではないからです。

3つ目は「今のサーブ権を何人目が使っているか」を知らせる札のようなものです。そう考えると、1か2しか出てこない理由も理解しやすくなります。

サーバー1は同じ人ではない

ダブルスを始めたばかりだと、サーバー1とサーバー2を選手番号のように覚えたくなります。しかし、それではサイドアウト後にずれてしまいます。

新しくサーブ権を得たとき、右側の正しい位置にいる選手がそのサーブターンの1人目。つまり、サーバー1です。前のターンで誰が1だったかは関係ありません。

得点したら4人で動かない

サーブ側が得点したら左右を替えるのはサーブ側です。レシーブ側まで一緒に動くわけではありません。

初心者のゲームでは、相手が移動したのを見て思わず自分も動いてしまうことがあります。そうなると次の正しいレシーバーが変わってしまうので、相手の得点時は自分たちの位置をそのまま保つと覚えておきましょう。

スコアはサーブ側から読む

「自分の点数を先に言う」と覚えるのも間違いのもとです。正しくは、現在サーブしているチームの得点を先に読むです。

自分たちがサーブしていれば自分たちの得点が先。相手がサーブしていれば、相手側から見て相手の得点が先になります。サイドアウト直後に数字が逆になるのはこのためです。

シングルスの点数の数え方

シングルスは、ダブルスよりスコアコールがシンプルです。パートナーがいないためサーバー番号を管理する必要がなく、2つの数字だけで進めます。

スコアコールは2つだけ

シングルスでは「サーバーの得点・レシーバーの得点」の順でコールします。例えばサーバーが4点、レシーバーが2点なら「4-2」です。

標準的なサイドアウト方式では、サーバーがラリーを取れば得点し、レシーバーがラリーを取ればサイドアウトでサーブ権が移ります。

偶数は右で奇数は左

シングルスではサーバー自身の得点によってサーブ位置を判断します。0、2、4、6のような偶数なら右側、1、3、5のような奇数なら左側です。

最初は0対0なので右側からスタート。1点取れば左、2点になれば右へ戻ります。

この偶数・奇数の考え方はダブルスの位置関係を理解するときにも役立ちますが、シングルスではパートナーとのサーブ順がないぶん、そのまま得点とサーブ位置を結びつければ大丈夫です。

ラリースコアとの違い

ここまで説明してきたのは、ピックルボールで広く使われてきた標準的なサイドアウト方式です。ただし現在は、競技形式によってラリースコアリングが採用される場合もあります。

ラリーごとに得点する方式もある

ラリースコアリングは、基本的にラリーを取った側へ得点が入る考え方です。そのため、サーブ側だけが得点するサイドアウト方式とは点数の進み方が異なります。

USA Pickleballでは、標準的な得点方式とは別に、一定の大会形式でラリースコアリングを採用できるルールも設けられています。(出典:USA Pickleball「How To Play Pickleball」)

そのため、「ピックルボールはどんな大会でも必ずサーブ側だけが得点する」と決めつけないことも大切です。

普段のゲームでまず覚えるならサイドアウト方式を土台にし、大会やイベントへ参加するときは採用される得点方式を確認しましょう。

大会・リーグ・イベントでは得点方式やゲーム点数が異なる場合があります。正確な情報は最新の公式ルールと主催者の大会要項をご確認ください。

点数を迷わず数えるコツ

得点ルールは読むだけでも理解できますが、実際のゲームでスムーズに使えるようになるには、声に出して体に覚えさせるのが近道だと思います。

私自身も、サーブ前のコールを毎回省略せず続けたことで、「今は誰がサーブか」「次に失敗したらサイドアウトか」が自然と分かるようになりました。

サーブ前に毎回コールする

一番おすすめなのは、練習ゲームでもサーブ前に必ずスコアを声に出すことです。頭の中だけで数えていると、ラリーに集中した瞬間に飛んでしまうことがあります。

「3-2-1」「3-2-2」と声に出せば、自分だけでなくパートナーと相手も確認できます。もし間違っていればサーブ前に気づきやすく、位置のずれも直しやすくなります。

最初は少し気恥ずかしく感じるかもしれませんが、スコアコールそのものがルールを覚える練習になります。

3つを別々に考える

0-0-2を一つの暗号として覚えるより、「サーブ側の点」「レシーブ側の点」「サーバー番号」と毎回分けて考えるのがおすすめです。

例えば7-5-2なら、7点・5点・2人目。最初の2つが試合の得点で、最後だけサーブ順です。この読み方ができれば、スコアが何点になっても仕組みは変わりません。

位置が分からなければ偶奇を見る

サーブ順が怪しくなったら、自分たちの得点が偶数か奇数かを確認します。そしてゲーム開始時に右側だった人がどちらかを思い出してください。

開始サーバーは偶数なら右、奇数なら左。この関係から、現在の正しい位置を確認しやすくなります。数字だけを記憶するのではなく、コート上の左右と一緒に覚えると、ゲーム中の迷いがかなり減るはずです。

初心者同士なら記録も使う

全員が始めたばかりのゲームでは、点数やサーブ順を確認しながら進めて構いません。コート脇にメモを置いたり、イベント運営なら、アプリや携帯型のスコアカウンターを使ったりすると、プレーに集中しやすくなることもあります。

また、スコアコールの練習は実際にラリーをしながら行うのが一番です。数人で練習用のピックルボールを用意し、1ゲームだけでも毎回スコアをコールすると、ルールの理解が進みやすいでしょう。

RYUSEI
RYUSEI

私は「覚えてからゲームに入ろう」とするより、分からないままでもサーブ前に毎回声を出した方が早く身につきました。間違えたらその場で直せば大丈夫です。0-0-2から始めて、ラリー後に点数とサーブ権のどちらが変わったかを確認する。この繰り返しが一番分かりやすかったです。

ピックルボールコートで複数のプレーヤーが、ゲーム後に健闘をたたえ合い、パドルタッチを行う様子

ゲーム終了後にパドルタッチを交わすプレーヤー。得点ルールを理解すると試合の流れにも集中しやすくなる

ピックルボールの点数FAQ

最後に、ピックルボールの点数や得点について、初心者の方に多い疑問をまとめます。

ピックルボールの点数に関するQ&A

Q1. ピックルボールは何点先取ですか?

A. 標準的なゲームは11点先取で、勝つには2点差が必要です。10対10なら11対10では終わらず、12対10など2点差がつくまで続きます。ただし大会によって15点や21点などの形式もあるため、参加時は大会要項をご確認ください。

Q2. 0-0-2の最後の2は何ですか?

A. 最後の2は得点ではなく、ダブルスのサーバー番号です。ゲーム開始時の最初のチームだけは1人分しかサーブ機会がないため、開始サーバーを2人目として扱い、0-0-2から始めます。そのサーブを失うと相手チームへサーブ権が移ります。

Q3. レシーブ側がラリーに勝つと1点入りますか?

A. 標準的なサイドアウト方式では入りません。レシーブ側がラリーを取った場合は、サーブ側の1人目から2人目へ移るか、2人目ならサイドアウトしてサーブ権が相手へ移ります。ラリースコア方式を採用する大会では扱いが異なるため、事前に方式を確認してください。

Q4. サーバー1と2はゲーム中ずっと同じ人ですか?

A. 同じ人ではありません。1と2は、そのサーブ権の中で何人目のサーバーかを示します。サイドアウト後に新しくサーブ権を得たとき、正しい右側にいる選手がそのターンのサーバー1になります。

Q5. 点数が分からなくなったらどう確認しますか?

A. まずサーブしているチームを確認し、次に各チームの得点、最後に現在が1人目か2人目のサーバーかを確認します。位置まで分からない場合は、ゲーム開始時に右側だった選手と自チーム得点の偶数・奇数を手掛かりにすると復元しやすいです。大会では審判や主催者の指示に従ってください。

ピックルボールの点数の数え方について総括

ピックルボールの点数の数え方は、最初に3つの数字が並ぶため複雑そうに見えます。しかし、ダブルスのスコアを「サーブ側の得点・レシーブ側の得点・サーバー番号」へ分ければ、考え方はそれほど難しくありません。

  • 標準方式ではサーブ側がラリーを取ったときに得点する
  • 一般的なゲームは11点先取で2点差が必要
  • ダブルスの3つ目の数字はサーバー番号を表す
  • ゲーム開始時だけ最初のチームは0-0-2から始まる
  • 通常は1人目が失敗すると2人目へ移り、2人目も失敗するとサイドアウトになる
  • サーブ側が得点したときは同じサーバーが左右を替えて続ける

私も最初、0-0-2と聞いた瞬間に「最後の数字はなに?」と思いました。でも、サーブ前に毎回コールすることを癖にすると、点数とサーブ順が少しずつつながってきます。

まずは0-0-2から始め、ラリーが終わるたびに「点数が変わったのか、サーブ権が移ったのか」を確認することで、実戦での迷いはかなり減るはずです。

ルールは改定される場合があるため、大会参加時など正確な情報が必要な場面では、ピックルボール日本連盟や採用ルールの公式情報、主催者の大会要項をご確認くださいね。