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2026年のピックルボール大会|国内の主要大会や参加方法を解説

日本の屋内会場で複数の試合が行われるピックルボール大会の様子 大会・イベント

こんにちは、Pickle PeopleのRYUSEIです。

日本でも2026年はピックルボールの大会に出てみたい人にとって、かなり面白い一年になっています。地域大会だけでなく、国内トップ選手が集まる大会、海外選手も出場する国際大会、全国8エリアの予選から日本一を目指す大会まで、選択肢が一気に広がってきました。

私自身は、2026年6月に地方の中級者向け大会へ出場して4位でした。あと一歩で表彰台という結果は悔しかったのですが、実際に試合へ出ると、普段の練習では気づかなかった課題が驚くほどはっきり見えます。9月にも同じ大会へ出場予定で、今度こそ優勝したいと思いながら練習を続けています。

ただ、大会を探し始めると「どの大会なら自分も出られるのか」「DUPRは必要なのか」「全国大会と全日本選手権は同じなのか」など、日程を見るだけでは分からないことも多いはずです。

そこでこの記事では、2026年8月末時点で確認できる国内の主要なピックルボール大会を中心に、参加方法や観戦の楽しみ方までプレイヤー目線で解説していきます。

記事のポイント
1 2026年に今後開催される主要なピックルボール大会
2 全国大会と全日本選手権の違い
3 大会へ出場するための申込方法と確認事項
4 DUPRやレベル区分、用具で注意したいポイント

※この記事の日程、募集人数、参加費、締切、カテゴリーなどは2026年8月29日時点で確認した内容です。大会情報は変更されることがあるため、数値は参加計画を立てる際の目安として扱い、申し込み前には必ず主催者の最新要項をご確認ください。

2026年の主要大会一覧

まずは、2026年9月以降に予定されている主要大会を見ていきましょう。すべての地域大会を並べるのではなく、全国規模、国際大会、ツアー大会など、年間スケジュールを考えるうえで押さえておきたい大会を中心に掲載しています。

大会名 日程 開催地 主な特徴
UTR Pickleball Japan Tour 2026 第9回 9月5日 神奈川県 KPI PARK 200名規模、PJ個人会員が対象
PB1 CUP 四国・関東予選 9月6日・12日 香川・神奈川 全国8エリアから決勝を目指す大会
APP ASIA Qualifier Series SENDAI 2026 9月18日〜20日 宮城県仙台市 プロと一般カテゴリーを実施する国際大会
第2回 PJL BURGER KING CUP 10月11日〜14日 東京都 有明 一般・企業・プロのチーム型大会
PB1 CUP 全国大会 11月1日 東京都 池袋 地方予選の代表が集まる全国大会
PJ TOP TOUR 2026 T8 OARAI 11月21日〜23日 茨城県 大洗 シングルス、男女ダブルス、ミックスを予定
第3回 PJピックルボールチャンピオンシップス 12月7日〜11日 東京都 有明 募集2,000人、日本最大級の国際大会

複数面のコートで行われるピックルボール大会をイメージできる夜間の屋外コート

複数面のコートが並ぶピックルボール会場。大会では同時進行で多くの試合が行われることもあります

今後開催される注目大会

これから大会へ出たい人が最初に見るべきなのは、「大きな大会かどうか」よりも自分が申し込めるカテゴリーが残っているかどうかです。

8月末時点では、UTRツアー第9回は8月30日が募集締切、APP仙台大会は一般・プロとも8月31日19時59分が締切となっており、直近の大会は申込期限が迫っています。

一方、10月以降にはPJL、PB1 CUP全国大会、PJ TOP TOUR大洗、12月のPJピックルボールチャンピオンシップスが続きます。

なかでも12月の有明大会は、インドアとアウトドアを合わせて60面、募集2,000人を掲げる大規模大会です。

Skill、Senior、Open、PROなど複数の区分があり、トップ選手だけを見るイベントではなく、一般プレイヤーにも出場の入口があります。

また、大会を「見る側」と「出る側」で考えると選びやすくなります。プロの試合を近くで見たいならAPP仙台や有明大会、まず自分の試合経験を増やしたいならレベル別大会や地域大会、全国という目標を持ちたいならPB1 CUPというように、目的によって候補は変わります。

すでに開催された主要大会

2026年前半にも、国内では規模の大きなピックルボール大会が開催されました。7月1日〜4日には東京・立川で「PPA ASIA 500 Sansan TOKYO OPEN 2026 Produced by TBS」が開催され、プロだけでなく年齢・レーティング別のアマチュアカテゴリーも設けられました。

続く7月10日〜12日には、栃木県宇都宮市で「KINTO APP ASIA Qualifier Series UTSUNOMIYA 2026」が行われています。

観戦だけでも学べますが、実際にドローへ入り、点数を数えながらプレーすると競技の見え方は変わります。個人的には2026年は「一度出てみる」を実行しやすい一年だと思います。

9月に出場できる大会

2026年8月末現在、すぐに申し込みを検討できる大会として注目したいのが、9月5日のUTRツアー第9回と、9月18日〜20日のAPP仙台大会です。ただし締切が非常に近いため、出場したい場合は空き状況と最新要項を先に確認してください。

UTRツアー第9回

「UTR Pickleball Japan Tour 2026 第9回」は、9月5日に神奈川県のKPI PARKで開催予定です。公式案内では10面を使用し、募集人数は200名、締切は8月30日。

先着順のため、締切日前でも定員に達すれば受付が終わります。参加にはPJの個人会員登録が必要です。

UTRはテニスで広く使われてきたレーティングの仕組みで、ピックルボールでも試合結果を数値として反映していく考え方が取り入れられています。

DUPRとは別の指標なので、「レーティング大会なら全部DUPR」と思い込まないことが大切です。

そして、直前の大会ほど、申込ページだけでなくキャンセル条件も確認しましょう。UTRツアー第9回は公式案内で8月30日以降のウィズドローについてエントリー料返金不可とされています。遠征費や宿泊費も含め、申し込む前にスケジュールを確定させておくと安心です。

APP仙台大会

9月18日〜20日に仙台で開催される「THE SUPER SPORTS XEBIO APP ASIA Qualifier Series SENDAI 2026」は、プロカテゴリーと一般カテゴリーの両方がある国際大会です。一般では50+、19+、35+などが日ごとに設定され、男女ダブルスやミックスダブルスが行われます。

ここで特に注意したいのがDUPRです。19+の一般カテゴリーでは、男子ダブルスが各選手4.2以下、女子ダブルスが各選手4.0以下、ミックスダブルスが男女とも各選手4.0以下という上限が案内されています。

一方、35+と50+は同じ条件ではありません。つまり「APP仙台はDUPR4.0以下でないと出られない」と一括りにするのは間違いです。

さらにプロカテゴリーは8月26日に募集枠が拡大され、8月22日以降の申し込みは先着順、締切は一般カテゴリーと同じ8月31日19時59分へ変更されています。

大会情報は公開後に変わることがあるという分かりやすい例です。一度見た募集要項をそのまま信じ続けず、申込直前に更新情報を確認する習慣をつけておきましょう。

RYUSEI
RYUSEI

DUPRに上限がある大会では、「自分はだいたいこのくらい」という感覚ではなく、申込時点で表示される数値を確認するのが基本です。ペア競技なら相手の条件も関係します。出たい大会が決まったら、まず自分とペアのアカウントを確認しておくと慌てずに済むでしょう。

秋冬の全国規模大会

9月以降は、全国から選手が集まる大会が続きます。ただし全国規模という言葉は、主催団体、競技形式、参加資格が同じという意味ではありません。

固定ペアの大会、チーム戦、地方予選を勝ち上がる大会、レベル別の国際大会まで性格はかなり違います。

PB1 CUP全国大会

PB1 CUP 2026は、株式会社ピックルボールワンが主催する全国型の大会です。北海道、東北、関東、中部、関西、中国、四国、九州の8エリアで地方予選を行い、各地域の代表が11月1日にSansanピックルボールコート池袋で開催予定の全国大会へ進みます。

特徴的なのは、一般的な固定ペアのダブルスとは異なり、試合ごとにペアを組み替えながら個人成績を競う形式を採用している点です。

Open、35+、50+のカテゴリーがあり、地方予選では原則として在住または在勤エリアから出場します。四国予選は9月6日、関東予選は9月12日なので、8月29日時点ではまだ予選日程が残っています。

「ピックルボールの全国大会に出たい」と考える人にとって分かりやすい目標の一つですが、これは後ほど触れる公式な全日本選手権という名称の大会とは別です。

日本一を決めるという大会コンセプトと、競技統括団体が設ける全日本選手権という名称は分けて理解しておきましょう。

PJLバーガーキング杯

第2回PJL BURGER KING CUPは、10月11日〜14日に有明テニスの森のインドアコート24面で開催予定です。

一般カテゴリー、企業カテゴリー、プロカテゴリーが設定され、予定参加人数は800名超。一般カテゴリーには初級、中級、上級、上級50+が案内されています。

この大会は、個人のダブルス大会だけをイメージしている人には少し新鮮かもしれません。PJLはリーグ型・チーム型の色が濃く、競技として勝ちを目指すだけでなく、仲間や企業単位で参加しやすい構成になっています。

大会へ初めて出る人にとっても、同じチームの仲間がいる環境は安心感にもつながりますね。

PJトップツアー大洗

PJ TOP TOUR 2026 T8 OARAIは、11月21日〜23日に茨城県の大洗町ビーチテニスクラブで開催予定です。11月21日にシングルス、22日に男子・女子ダブルス、23日にミックスダブルスという日程が案内されています。会場はインドアを含む最大全15面です。

プロカテゴリーでは賞金が予定され、ランキングポイント対象大会として案内されています。ただし、公式発表ではカテゴリー詳細などを別途案内するとされている項目もあります。

日程だけを見て「自分のクラスがある」と決めつけず、正式な大会要項が更新された段階で参加資格を確認してください。

PJチャンピオンシップス

2026年の締めくくりとして最も規模が大きい大会の一つが、12月7日〜11日の「第3回 PJピックルボールチャンピオンシップス in Japan」です。有明テニスの森でインドアとアウトドアのハードコート60面を使用し、募集人員2,000人、賞金・賞品総額1,500万円以上と案内されています。

PROだけでなく、Skill、Senior、Openなど複数カテゴリーがあり、一般プレイヤーが出場できる枠も用意されています。

エントリーは8月20日午前10時から開始。出場にはPJ個人会員登録と会費の支払いが必要で、登録料は1人12,000円、ブラケット料はOpenがペア16,000円、Skillがペア6,000円とされています。金額は変更や税の扱いもあり得るため、決済時の表示を必ず確認してください。

また、選考方法は先着順です。Skillカテゴリーではレーティング条件が設定されているため、人気カテゴリーは「もう少し考えよう」としているうちに枠が埋まる可能性もあります。出場を決めているなら、会員登録、ペア決定、カテゴリー確認を先に済ませるのが現実的です。

観戦は無料で、チケット購入は不要と案内されています。大会出場はまだ早いと感じる人でも、トップカテゴリーと自分に近いSkillカテゴリーの両方を見ると、次に目指すプレーがかなり具体的になるでしょう。

大会の参加区分や最新料金は、第3回PJピックルボールチャンピオンシップス公式ページで確認できます。

全日本選手権の現在地

「ピックルボール 全日本選手権」「ピックルボール 全日本」と検索している人に、ぜひ知っておいてほしい点があります。現在開催が発表されている大規模大会を、名称だけで「全日本選手権」と置き換えてしまうのは正確ではありません。

2026年は名称に注意

一般財団法人ピックルボール日本連盟は2026年6月24日、日本スポーツ協会(JSPO)の承認団体になったことを発表しました。その発表の中で今後の取り組みとして挙げられているのが、「全日本選手権大会の創設」です。

つまり、少なくともこの発表の文脈では、全日本選手権はすでに確立された2026年の特定大会名としてではなく、これから創設を進める大会として扱われています。

12月の有明大会は公式名称が「第3回 PJピックルボールチャンピオンシップス in Japan」であり、この記事でも全日本選手権とは呼びません。

検索結果やSNSでは、規模の大きな大会を広い意味で「全日本」「全国大会」と表現しているケースもありますが、実際に大会へ申し込むなら、通称より公式名称を見ることが大切です。ここを押さえておくと、参加資格やランキング制度を取り違えにくくなるはずです。

(出典:ピックルボール日本連盟「JSPO承認団体に」)

全国大会と全日本は別

「全国から参加者が集まる大会」と「全日本選手権」は同じ意味ではありません。PB1 CUPのように全国8エリアの予選を勝ち上がる大会もあれば、PJLやPJチャンピオンシップスのように全国から参加できる大規模大会もあります。それぞれ価値のある大会ですが、主催者も選考方法も競技形式も異なります。

この違いは、将来的に日本代表選考やランキングとの関係を考えるとさらに重要になります。2026年は国内主要団体の統合後、競技制度が動いている時期です。

大会名だけを見て「ここで優勝すれば日本代表」「全国大会だから全日本」とつなげず、公式発表された選考基準を確認しましょう。

RYUSEI
RYUSEI

「全国大会」は大会の規模や参加地域を表す一般的な言い方として使われます。一方、「全日本選手権」は競技団体が正式な選手権として設ける大会名として使われることがあります。2026年8月末時点では、この二つを同義として扱わないのが安全です。

大会への参加方法

出たい大会が見つかったら、次はエントリーです。ここで大事なのは「申込ボタンを押せるか」だけではありません。レベル、年齢、会員登録、ペア、使用できるパドル、DUPRなど、出場条件を一つずつ確認していきます。

募集要項を最初に読む

大会ページを開いたら、最初に確認したいのは開催日、会場、受付締切、競技種目、参加資格、参加費、キャンセル規定です。特に遠征になる場合、エントリー料より交通費や宿泊費のほうが大きくなることもあります。

また、雨天時の扱い、試合方式、最低試合数、セルフジャッジかレフェリー付きかも見ておきたいところです。

同じ「ダブルス大会」でも、ラウンドロビン後に決勝トーナメントへ進む形式と、最初から敗者復活ありのトーナメント形式では一日の過ごし方が変わります。

私の場合、大会前にはスマホで要項を読むだけで終わらせず、集合時刻、会場、持ち物、試合方式を短くメモしています。

当日に「受付はどこだっけ?」と探すだけでも余計に疲れるからです。準備段階で減らせる不安は、先に減らしておくのが得策です。

参加費、定員、募集締切、DUPR条件などは更新される場合があるため、正確な情報は公式サイトをご確認ください。

また、レベル区分や用具の適合などで判断に迷う場合は、最終的な判断は大会事務局などにご相談ください。

レベル区分を確認する

ピックルボールの大会では、3.0、3.5、4.0、4.5、5.0+といったSkill区分、初級・中級・上級、Openなど、さまざまなレベル表記が使われますが、ここで難しいのは、同じ「中級」という言葉でも主催者によって基準が完全に同じとは限らないことです。

自分より下の区分へ無理に入ると、対戦相手にとって公平ではありません。反対に、背伸びしすぎた区分へ入ると、試合経験を積む前に一方的な展開になってしまうことがあります。大会側がレーティング条件を示しているなら、それを優先しましょう。

私も現在はDUPR4.0を目標にしていますが、「4.0という数字を早く付けたい」ということより、そのレベルのラリーで通用するサーブ、リターン、サードショット、リセットを身につけるほうが大切だと感じています。大会の区分は肩書きではなく、近い実力同士で競うための仕組みです。

DUPR条件を確認する

DUPRは、試合結果をもとにプレイヤーの実力を数値化するレーティングとして、国内大会でも目にする機会が増えています。ただし、すべての大会が同じDUPR条件を採用しているわけではありません。

APP仙台のように一般カテゴリーへ具体的な上限を設ける大会もあれば、自己申告のSkill区分を用いる大会、別のレーティングを採用する大会もあります。

さらに、DUPRを使用していても「申込時の値」「締切時の値」「試合当日の値」のどれを基準にするかは大会要項次第です。

そのため、検索結果で見かけた「4.0以下なら参加可能」という一文だけで判断するのはおすすめしません。年齢条件、種目、男女別、ペアの条件を含めて確認してください。DUPRは大会選びの目安にはなりますが、参加資格そのものは各大会の募集要項が基準です。

ペアと会員登録を準備

ダブルス大会では、ペアを決めてから申し込む形式が一般的ですが、PB1 CUPのように個人で参加できる大会もあります。また、PJ主催・後援大会ではPJ個人会員登録が必要なケースがあります。

12月の有明大会では、新規会員番号の付与に1〜2営業日かかる場合があると案内されています。締切当日に会員登録を始めると間に合わない可能性があるので、出場予定があるなら早めにアカウント周りを確認しておきましょう。

ペアを組む場合は、利き手や得意サイドだけでなく、何を目標にするかも話しておくと試合中の迷いが減ります。

「まず1勝したい」「予選通過を目指す」「優勝を狙う」では、攻める場面の判断も練習内容も変わってくるので、大会前に一度でもペア練習ができれば理想的ですね。

RYUSEI
RYUSEI

ペアとは技術の話だけでなく、「アウトのコールは大きく」「真ん中のボールはどちらが取る」「ミス後に責めない」くらいの約束もしておくといいでしょう。大会では普段なら何でもないボールで判断が重なることがあります。共通のルールがあるだけで、余計な失点を減らしやすくなりますよ。

試合前に準備する用具

大会に出るなら、普段使っている道具をそのまま持っていけば必ず大丈夫、とは限りません。特にパドルは承認条件が指定される場合があります。シューズやウェアも、会場の床、屋内外、指定球の色まで考えて選びたいところです。

パドルの承認を確認

大会で最優先したいのは、その大会で使える公認パドルかどうかの確認です。12月のPJピックルボールチャンピオンシップスでは、UPAおよびUSAP承認パドルのみ使用できると案内され、試合開始時やパドル交換時にランダムチェックを行うルールも掲載されています。

「有名メーカーだから大丈夫」ではなく、モデル単位で承認状況を確認しましょう。予備パドルも同様です。

大会前に承認状況を確認したいVatic Pro PRISM Flash 16mmピックルボールパドル

RYUSEIが使用しているVatic Pro PRISM Flash 16mm。大会出場時はブランド名ではなくモデルの承認状況まで確認します

さらに大会指定球も確認しておくと、直前練習がしやすくなります。12月の有明大会はJOOLA HC40のネオンイエローを予定し、ボールと同じ色のウェアを避けるよう案内しています。

用具規定は「失格にならないため」だけでなく、対戦相手が公平にボールを見られる環境を作るためのものでもあります。

シューズと持ち物を準備

シューズは、前後だけでなく左右への切り返しを繰り返すピックルボールに合うものを選ぶことが大切です。

大会では普段より試合数が増えたり、待ち時間のあと急にコートへ入ったりすることもあるため、ランニングシューズではなく、横方向の動きに対応しやすいコートシューズをおすすめします。

ピックルボール大会で使用するミズノの黒いコートシューズ

大会でも足元は重要。会場のサーフェスに合うコートシューズを準備しておきます

持ち物は、パドル、予備パドル、シューズ、飲み物、タオル、着替え、軽食、モバイルバッテリーなどが基本候補です。

大会によっては一日が長くなるため、パドルやシューズをまとめられるバッグがあると、移動の負担も減らせるでしょう。

加えて、屋外大会なら帽子やサングラス、日焼け対策、気温に応じた防寒も考えましょう。また、喉が渇いてから一気に水分を摂るのではなく、こまめに飲むことも大切です。

観戦で楽しむポイント

大会へ出場しなくても、観戦には大きな価値があります。特に国内で国際大会が増えている今は、動画だけでは分かりにくい打球音、選手間の距離、前後移動の速さを間近で見られる機会が増えています。

観戦向け大会の選び方

初めて観戦するなら、プロカテゴリーと一般カテゴリーの両方がある大会がおすすめです。プロの試合では判断速度や配球を見ることができ、一般カテゴリーでは「自分と近いレベルならどんな試合になるか」を想像できます。

例えば12月の有明大会は観戦無料と案内されているので、まずは大会の雰囲気を知りたいという方にもおすすめです。

APP仙台もプロと一般の試合が同じ大会内で行われます。観戦日を選べるなら、決勝だけでなく予選やSkillカテゴリーを見るのも面白いです。

私が見るなら、派手なスマッシュだけではなく、サーブリターン後にどこへ動くか、3球目でドライブとドロップをどう使い分けるか、ディンク戦で誰が先に仕掛けるかに注目します。トップ選手ほど「何も起きていないように見える一球」で次の展開を作っています。

世界大会とのつながり

「ピックルボールの世界大会」と検索すると、ひとつの世界選手権だけが出てくるわけではありません。

2026年にはPPA Tourの「Pickleball World Championships」が11月2日〜8日に米国テキサス州で予定され、USA PickleballのNational Championshipsも10月31日〜11月8日にサンディエゴで開催予定です。名称や主催、参加資格は別物です。

日本のプレイヤーにとっては、いきなり米国の大舞台を目指すだけが道ではありません。国内で開催されるPPA AsiaやAPP Asiaの大会に出る、レーティングを積み上げる、国内ツアーで経験を増やすという段階があります。

日本にいながら国際大会の空気を経験できる機会が増えたのは大きいですね。

ただし、「この国内大会で勝てば必ず世界大会へ出られる」と一概には言えません。ツアーごとにポイント、予選、招待、資格条件が異なるため、海外大会を目標にする場合は、その大会を運営する団体の最新ルートを確認しましょう。

初出場で困らないコツ

初めての大会では、技術より先に「いつ呼ばれるのか」「点数はどう言うのか」「次の試合まで何分あるのか」で頭がいっぱいになることがあります。

はじめは誰でも通るところですが、試合以外の動きを事前にイメージしておくと、コート上でのプレーへ集中しやすくなります。

当日の流れを逆算する

大会当日は、受付開始時刻ではなく、自分が会場へ到着したい時刻から逆算します。駐車場や最寄り駅からの移動、受付、着替え、トイレ、ウォームアップまで考えると、想像より時間が必要です。

試合の呼び出し方法も大会によって違います。会場アナウンス、掲示板、スマホの大会システムなどがあるため、受付時に確認しておきましょう。

大規模大会では複数コートで同時進行するので、次のコート番号を勘違いすると、それだけで焦ります。

ウォームアップでは「良い球を打てるか」を確かめるより、足を動かし、短いボールと深いボールの感覚を確かめ、身体を試合モードへ持っていくことを優先します。初戦の最初の数ポイントで身体がまだ動かない、という状況は避けたいところです。

勝敗以外も持ち帰る

大会へ出る以上、もちろん勝ちたいです。私も6月の大会で4位になったときは、素直に悔しかったですし、9月は優勝を目標にしています。でも、大会の価値は順位だけではありません。

試合後に「リターンが浅くなった」「速いボールを無理に打ち返した」「ディンク戦で先に焦ってしまった」など、2〜3個だけでも記録すると、次からの練習が変わります。

逆に良かった点も残してください。緊張した場面でもサーブが入った、3球目ドロップで前へ進めた、ペアと声を掛け合えた。これも立派な収穫です。

RYUSEI
RYUSEI

試合直後は感情が先に来るので、私は「できなかったこと」だけで終わらせないようにしています。次の練習で直すことを一つ、続けたいことを一つ。それくらいに絞ると、大会経験が次の一歩につながりやすいですよ。

大会参加前の疑問

最後に、2026年のピックルボール大会を探している人に多い疑問をまとめます。大会ごとに条件が異なるため、ここでは共通して押さえたい考え方を中心に回答します。

ピックルボール大会に関するよくある質問(FAQ)

Q1. 2026年にピックルボールの全日本選手権はありますか?

A. 2026年6月24日のピックルボール日本連盟の発表では、今後の取り組みとして「全日本選手権大会の創設」が挙げられています。そのため、2026年8月末時点で、12月のPJピックルボールチャンピオンシップスなど既存の大会を全日本選手権と読み替えるのは避けたほうがよいでしょう。今後、正式名称や日程が発表された場合は連盟の最新情報を確認してください。

Q2. 初心者でもピックルボール大会に出場できますか?

A. 初級カテゴリーやレベル別カテゴリーがある大会なら、初心者でも参加できる機会があります。ただし、最低限のルール、得点の数え方、セルフジャッジを理解していることが望ましいです。体験会に近いイベントと競技大会では求められる準備が違うため、募集要項で対象レベルを確認しましょう。

Q3. 大会出場には必ずDUPRが必要ですか?

A. 必ずではありません。DUPRを参加条件やカテゴリー判定に使う大会もあれば、自己申告のSkill区分、初級・中級・上級、UTRなど別の基準を使う大会もあります。DUPRを使用する大会でも上限値や基準日は異なるので、各大会の要項を確認してください。

Q4. 大会ではどんなパドルでも使えますか?

A. 大会によります。公式承認パドルのみ使用可能な大会があり、12月のPJピックルボールチャンピオンシップスではUPAおよびUSAP承認パドルを使用するよう案内されています。普段使えているパドルでも大会規定に合わない可能性があるため、モデル名まで確認しておくと安心です。

Q5. ピックルボール大会は観戦だけでも楽しめますか?

A. はい。大会によっては無料で観戦でき、12月の有明大会も観戦無料と案内されています。サーブからリターン後の前進、キッチン付近でのポジション、ペア同士の声掛けなどを見ると、普段の練習に持ち帰れるヒントがたくさんあります。観戦条件は大会ごとに確認してください。

2026年に開催されるピックルボール大会について総括

2026年の国内ピックルボール大会は、地域大会から国際大会までかなり選択肢が増えています。大切なのは日程表だけを見て大会を選ぶのではなく、自分が参加できるレベル区分、DUPR条件、会員登録、パドル規定まで公式要項で確認することです。

出場するなら公式確認から

今後の主要日程を見ると、9月のUTRツアーとAPP仙台、10月のPJL、11月のPB1 CUP全国大会とPJ TOP TOUR大洗、12月のPJピックルボールチャンピオンシップスと、年末まで大会が続きます。

また、「全国大会」と「全日本選手権」は同じ意味ではありません。2026年6月の連盟発表では全日本選手権大会は今後の創設対象とされているため、公式名称をそのまま確認することが大切です。

  • 直近の大会は申込締切と空き状況を最優先で確認する
  • レベル区分は大会ごとの基準に合わせて選ぶ
  • DUPRや会員登録は締切直前ではなく早めに確認する
  • 使用パドルや指定球など競技規定も大会前に読み直す
  • 観戦目的ならプロと一般の両カテゴリーを見る

私も9月の大会では、6月の4位から一つでも上へ、できれば優勝を目指してコートに立ちます。大会は少なからず緊張しますが、普段の練習を試し、自分の現在地を知るには最高の機会です。

あなたも気になる大会が見つかったら、まずは公式要項をチェックするところから始めてみてくださいね。