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ピックルボールのサーブのルール|サーブ権や順番・ドロップ式を解説

屋外のピックルボールコートで、ダブルスの基本的な立ち位置からサーバーがアンダーハンドサーブを打つ場面 ルール

こんにちは、Pickle PeopleのRYUSEIです。

ピックルボールを始めたばかりの頃、サーブそのものよりも「どこから打つのか」「どこを狙うのか」「ダブルスでは誰が最初に打つのか」という部分で迷うことがありました。

サーブにはいくつか細かな決まりがあります。ただ、実際にプレーしてみると、最初からフォームを細かく気にしすぎる必要はありません。

私自身もラケットスポーツを本格的に経験してきたわけではありませんが、ゲームを繰り返すうちに、位置や方向、順番はかなり自然に身についていきました。

最初に覚えたいのは、フォームの細部より「正しい位置から対角線へ打つ」「反則になる条件を知る」「ダブルスではサーブ順とサーブ権の移り方までセットで覚える」の3点です。

この記事では、2026年時点の標準的なルールをもとに、ボレーサーブとドロップサーブの違い、ダブルスのサーブ順、0-0-2の意味、サーブ権が相手へ移る流れなど、実際のゲームをイメージしながら解説します。

記事のポイント
1 ピックルボールの正しいサーブ位置と方向
2 ボレーサーブとドロップサーブの違い
3 ダブルスのサーブ順と0-0-2の意味
4 フォルト後にサーブ権がどう移るか

サーブの基本ルールを確認

まずは細かな打ち方に入る前に、すべてのサーブに共通する土台を確認しておきましょう。

ピックルボールのサーブはテニスのように2回打てるわけではなく、基本的に1回勝負です。立つ位置と打つ方向が決まっているため、ここを先に覚えるとゲーム中の迷いがかなり減ります。

ベースライン後方から打つ

サーバーは、ベースラインの後方に立ってサーブします。ボールを打つ瞬間にベースラインやコート内へ足が触れていると、フットフォルト(反則)になります。

さらに、サーバーはサイドラインとセンターラインを後方へ延長した範囲の内側から打つ必要があります。つまり、ベースラインの後ろならどこからでもよいわけではありません。

覚え方はシンプルです。「ベースラインを踏まない」「担当するサービスエリアの後ろに立つ」の2つをまず意識しましょう。

初心者のうちはボールばかり見て、気づかないうちに前へ踏み込んでしまうことがあります。私は練習するときに、最初に足の位置を決めてからボールを構えるようにすることで安定しやすくなりました。

対角線のサービスコートへ打つ

サーブは、ネットを挟んだ斜め向かいのサービスコートへ入れます。右側から打つなら相手の右側ではなく、サーバーから見て対角線上にある相手コートへ送る形です。

サーブされたボールはノンボレーゾーン、いわゆるキッチンを越え、その先の正しいサービスコートへ着地しなければなりません。

サイドラインやベースライン、センターラインに触れた場合は基本的にインですが、サーブがキッチンラインに触れた場合はフォルトです。

ピックルボールのサーブ位置を確認できるネットとコートライン

サーブの着地点やキッチンラインを確認しやすいピックルボールコート

コート全体のルールも確認したい方は、ピックルボールの基本ルールを初心者向けに解説した記事もあわせて読むと、サーブとキッチンの関係がつながりやすいと思います。

サーブは基本的に1回だけ

ピックルボールには、テニスのファーストサーブとセカンドサーブのような仕組みはありません。通常は1回のサーブでラリーが始まり、正しいサービスコートに入らなかった場合はフォルトです。

ネットに触れたサーブについても、現在は「ネットに触れたから自動的にやり直し」ではありません。ネットに触れても、そのまま正しいサービスコートへ入ればプレーは続きます。

昔のルールやローカルルールでは「レットでやり直し」と説明されることがあります。大会やイベントへ参加するときは、事前にその大会で採用されるルールを確認しましょう。

最新の公式ルールを確認したい場合は、USA Pickleball「Official USA Pickleball Rulebook」が、国際的にも最も信頼できる一次情報です。

ボレーサーブの打ち方

ピックルボールでは、ボールをバウンドさせずに直接打つ「ボレーサーブ」が使えます。一見シンプルですが、打つ瞬間の腕の動き、パドルの位置、ボールの高さに決まりがあります。

腕は上向きの軌道で動かす

ボレーサーブでは、パドルがボールに当たるとき、サーバーの腕が上向きの円弧を描く動きになっている必要があります。

難しく考える必要はありません。横から叩くのではなく、下から前上方へ振り抜くイメージを持つと分かりやすいでしょう。

実際、初心者のサーブ練習では、速さよりも「低い位置から前へ運ぶ」感覚を優先した方がサービスコートへ入りやすくなります。

最初からスピードや回転を狙うと、横振りになったり、打点が上がったりしやすいので、まずは合法な動きの範囲で、同じフォームを繰り返すことを目標にしてみてください。

腰より高い位置で打たない

ボレーサーブでは、パドルとボールが接触する位置が腰より高くならないことも大切です。

ここでいう腰は、おおむねへその高さを基準に考えるとイメージしやすいでしょう。ボールを高く持ち上げて打ち下ろすようなサーブは、ピックルボールの標準的なボレーサーブとは異なります。

私もサーブを安定させようとして力が入ると、構えが少しずつ高くなることがあります。そんなときは、ボールを低めにセットし、コンパクトに振る方が感覚を戻しやすいでしょう。

パドルヘッドは手首より上げない

もう一つ確認したいのが、インパクト時のパドルヘッドの位置です。ボレーサーブでは、パドルヘッドの最も高い部分が手首より高くならないことが求められます。

「アンダーハンドなら何でもよい」とだけ覚えていると、この条件を見落としやすくなります。腕の上向き軌道、腰より低い打点、パドルヘッドの位置をセットで覚えておきましょう。

RYUSEI
RYUSEI

初心者のうちは、合法かどうかギリギリになるようなサーブを目指す必要はありません。私はまず、サービスコートへ安定して入る高さと振り幅を優先しています。試合で使えるサーブは、速いサーブより「同じ動きでより確実に入るサーブ」だと思います。

ドロップサーブのルール

もう一つ認められているのが「ドロップサーブ」です。ボールを自然に落とし、コート上でバウンドしたあとに打つ方法で、ボレーサーブとはフォーム上の条件が一部異なります。

自然に落としてから打つ

ドロップサーブでは、ボールを手から自然に落とす、またはパドル面から自然に落とし、バウンドしたあとに打ちます。落とすときに下方向へ投げつけたり、上へ放り投げたりして勢いを加えるのはNGです。

大切なのは「落とす」ことです。ボールを自分で弾ませてから打つというより、重力で自然に落ちたボールのバウンドを利用します。

ドロップサーブの練習にも使える穴あきの屋外用ピックルボール

私がサーブ練習でも使用するTOCOのピックルボール

落とすときに回転を加えない

また、ボールをリリースするときに、指でひねるなどして意図的な回転を加えるのもNGです。サーブを打つ瞬間にパドルで回転をかけることとは別の話で、ここで問題になるのは打つ前のボールのリリースを操作することです。

特に初心者のうちは、最初は回転を考えず、手を開いてボールを落とすだけで十分です。毎回バウンド位置をできるだけ揃えることで、打点も安定してきます。

ボレーサーブの3条件は適用外

ドロップサーブでは、ボレーサーブにある「腕を上向きの軌道で動かす」「腰より高く打たない」「パドルヘッドを手首より高くしない」という3つのフォーム条件は適用されません。

そのため、フォームの自由度は高く感じるでしょう。ただし、正しい位置から対角線へ入れること、ボールを自然に落とすことなど、サーブ全体に関わる決まりは守る必要があります。

ドロップサーブは、ボレーサーブのフォームが安定しにくい方にも試しやすい方法です。どちらが上級者向けというものではなく、自分が打ちやすい方を選んで問題ありません。

ボレー式とドロップ式の違い

2種類のサーブを並べてみると、共通する部分と異なる部分が見えやすくなります。ここを混同すると「ドロップサーブなのに腰の高さを気にしすぎる」といった勘違いが起こりやすいため、一度比較しておきましょう。

確認項目 ボレーサーブ ドロップサーブ
打つタイミング バウンド前 バウンド後
腕の上向き軌道 必要 フォーム条件としては適用外
腰より低い打点 必要 フォーム条件としては適用外
パドルヘッド位置 手首より高くしない フォーム条件としては適用外
ボールのリリース 上空へ放ったり不自然な回転などを加えない 自然に落とし、勢いを加えない
打つ場所 ベースライン後方 ベースライン後方
狙う場所 対角線のサービスコート 対角線のサービスコート

私の感覚では、ボレーサーブはリズムを作りやすく、ドロップサーブはボールを一度バウンドさせる分、打点を確認しやすいです。

どちらを使う場合も、試合中に迷わないよう、普段の練習では同じ方法を繰り返すのがおすすめです。

サーブでフォルトになる例

サーブは1回だけなので、フォルトの条件を知っておくことはかなり重要です。フォームだけでなく、立ち位置や着地点でもフォルトになります。

サーブが正しい場所に入らない

もっとも分かりやすいのは、サーブが対角線の正しいサービスコートへ入らないケースです。サイドラインの外やベースラインの外へ出た場合はもちろん、キッチン内やキッチンラインに着地した場合もフォルトです。

一方、センターラインやサイドライン、ベースラインに触れたサーブは、正しいサービスコート側であれば基本的にインとして扱われます。

この違いは最初は少しややこしく感じますが、「キッチンラインだけはサーブ時にアウト」と覚えると分かりやすいでしょう。

足がベースラインを踏む

サーブの瞬間にベースラインやコート内を踏んでしまうと、フットフォルトになります。速度を出そうとして前へ体重を乗せるほど、足がラインへ近づきやすくなるので注意しましょう。

練習ではラインぎりぎりに立つ必要はありません。ベースラインから少し余裕をもって構えれば、フォームに集中しやすくなります。

ボレーサーブの条件を外れる

ボレーサーブの場合、腕が上向きの動きになっていない、打点が腰より高い、パドルヘッドが手首より高いといった状態は、違反になる可能性があります。

最新のルールでは、これらの条件が明確に満たされていることがより重視されています。大会で審判が付く場合は、ギリギリの際どいフォームよりも、誰が見ても分かりやすい合法なフォームを作っておく方が安心でしょう。

大会では主催者が採用するルールブックや大会要項が最終基準です。正確な情報は公式サイトをご確認ください。競技会で判断に迷う場合は、主催者や審判へ確認してくださいね。

ダブルスのサーブ順を理解

サーブの打ち方以上に混乱しやすいのが、ダブルスの順番です。ポイントは「原則として2人にサーブ機会がある」「得点したサーバーは左右を入れ替える」「2人目がサーブ権を失うと相手へ渡る」の3つです。

最初は右側からサーブする

サイドアウトによって新しくサーブ権を得たチームは、まず右側のサービスエリアからサーブを始めます。

標準的なサイドアウト方式では、サーブ側がラリーを取ると1点入り、同じサーバーが左右を入れ替えて次のサーブを打ちます。右から打って得点したら次は左、さらに得点したら右へ戻る流れです。

このとき、サーブを受ける側が相手の得点に合わせて左右を入れ替わるわけではありません。レシーブ側の位置を勝手に動かしてしまうと、正しいレシーバーが分からなくなる原因になります。

1人目の次は2人目が打つ

通常のダブルスでは、チームにサーブ権が来ると、原則として2人にサーブする機会があります。

1人目のサーバーがフォルトする、またはラリーを失った場合、すぐ相手チームへサーブ権が移るわけではありません。次はパートナーが2人目のサーバーとして、正しい位置からサーブします。

例えば「4-3-1」で1人目のサーバーがラリーを失った場合、得点は4対3のまま。次は「4-3-2」となり、2人目がサーブします。

2人目が失うとサイドアウト

2人目のサーバーもサーブ権を失うと、そこでサイドアウトです。相手チームへサーブ権が渡り、相手は右側から1人目のサーブを始めます。

ここで覚えておきたいのは、「サーバー1」「サーバー2」が特定の人に固定される番号ではないことです。新しくサーブ権を得たときに、コートの右側から最初に打つ人がそのサーブターンのサーバー1となります。

RYUSEI
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私は最初、サーバー1と2を背番号のように覚えようとして混乱しましたけど、「今のサーブ権で最初に打つ人が1、次の人が2」と考えるようにしてから、一気に分かりやすくなりました。

ダブルス全体の得点や位置関係まで詳しく確認したい場合は、ピックルボールのダブルスのルールとサーブ順を解説した記事も参考にしてください。

ゲーム開始だけ0-0-2になる

ダブルスのサーブ順で、最も多くの方が混乱するのが「0-0-2(ゼロ・ゼロ・ツー)」です。ゲーム開始時だけは通常の順番と少し違います。

ゲームの最初は1人だけサーブ

ゲーム開始時に先にサーブするチームは、最初から2人ともサーブできるわけではありません。開始時だけは1人がサーブし、そのサーバーがサーブ権を失うと、相手チームへサーブ権が移ります。

そのため、開始時のサーバーは便宜上「2人目のサーバー」として扱われ、スコアを0-0-2とコールします。

はじめは「最初に打つのになんで2なの?」と感じるはずです。私も最初はここで止まりました。ただ、ゲーム開始時のチームに2人分のサーブ機会を与えないための特例と覚えると納得しやすいでしょう。

0-0-2の3つの数字

ダブルスのスコアは、通常「サーブ側の得点・レシーブ側の得点・サーバー番号」の3つでコールします。

コール 意味
0-0-2 開始時。両チーム0点で、開始チームは特例の2番サーバー扱い
3-2-1 サーブ側3点、相手2点、現在1人目のサーバー
3-2-2 サーブ側3点、相手2点、現在2人目のサーバー

3つ目の数字は、チームの誰かを永久に示す番号ではなく、そのサーブターンで何人目かを示しています。

サーブ権が移る流れ

「サーブ権」という言葉を難しく感じるかもしれませんが、実際にはラリーの結果に合わせて順番が一つ進むだけです。流れを追うとかなり理解しやすくなります。

サーブ側が勝つと得点

標準的なサイドアウト方式では、サーブ側がラリーを取ると1点入ります。そして同じサーバーが左右を入れ替え、次のサーブを打ちます。

つまり、サーブ側はラリーに勝つ限り、同じ人がサーブを続けられます。点が増えるたびに右、左、右、左とサーブ位置が変わるのが基本です。

1人目がサーブ権を失っても得点は動かない

1人目のサーバーがラリーを失った場合、相手に1点が入るわけではありません。サイドアウト方式では、レシーブ側がラリーを取っても、その時点では得点しないからです。

得点はそのままで、サーブ権だけがチーム内の2人目へ移ります。ここがバドミントンや卓球のような「ラリーを取ったら必ず得点」というスポーツと大きく違うところです。

2人目がサーブ権を失うと相手へ移る

2人目のサーバーもラリーを失うとサイドアウトとなり、相手チームへサーブ権が渡ります。

相手チームは右側から1人目のサーバーとしてスタートし、得点できれば左右を入れ替えながらサーブを続けます。その1人目が失えば2人目へ、2人目も失えば再びサイドアウトです。

ダブルスの流れは「1人目 → 2人目 → 相手チーム」と覚えると追いやすくなります。ただしゲーム開始時だけは0-0-2なので、最初の1人が失った時点で相手へ移ります。

日本での基本ルールを確認したい場合は、ピックルボール日本連盟「ピックルボールの基本ルール」にも、サーブの手順や0-0-2の数え方がまとめられています。

シングルスのサーブ順

シングルスはダブルスよりもサーブ順がシンプルです。パートナーがいないため、サーバー番号の1と2を管理する必要がありません。

偶数点は右からサーブする

シングルスでは、自分の得点が0、2、4、6のような偶数なら右側からサーブします。

1、3、5のような奇数なら左側です。サーブ側が得点すれば、左右を入れ替えて同じ選手が続けてサーブします。

失敗すると相手へ移る

シングルスには2人目のサーバーがいないため、サーブ側がフォルトする、またはラリーを失うとサーブ権は相手へ移ります。

ダブルスのような0-0-2もありません。得点と左右の関係だけを見ればよいので、順番そのものはかなり分かりやすいでしょう。

サーブ後のツーバウンド

サーブが正しく入っても、その直後にも守るルールがあります。それがツーバウンドルールです。サーブ練習だけしていると忘れやすいので、ラリーの最初までセットで覚えておきましょう。

レシーブはバウンド後に打つ

サーブを受ける側は、サーブされたボールを一度バウンドさせてから返球します。サーブを直接ボレーすることはできません。

そのため、レシーバーはベースライン付近、または少し後方で待つことが多くなります。深いサーブに対して前へ入りすぎると、バウンド後のボールに詰まりやすいです。

サーブ側も次球をバウンド

さらに、レシーブ側が返したボールをサーブ側も一度バウンドさせてから打たなければなりません。

つまり「サーブ → レシーブ側で1バウンド → リターン → サーブ側で1バウンド」と進み、その後から条件を満たせばボレーができます。

サーブ側がすぐキッチンラインへ走り込みたくなる気持ちは分かりますが、リターンをノーバウンドで打ってしまうとフォルトです。サーブ後はむしろ、深いリターンに対応できる位置を残しておくのが安全です。

サーブを安定させる練習法

ルールを理解したら、次は反復です。サーブは相手のショットに反応せず自分から始められるので、比較的練習しやすいショットでもあります。

最初は入れることを優先する

初心者のうちは、速いサーブや鋭い回転より、まず正しいサービスコートへ高い確率で入れることを優先した方がよいでしょう。

サーブはフォルトすると、その時点で自分のチームのサーブ機会を一つ失います。ダブルスでは順番にも影響するため、派手な1本より安定した10本の方が実戦では役立ちます。

私は練習するとき、サービスコートの奥側を大まかに狙いながら、フォームを変えずに連続して入れることを意識しています。

左右を交互に練習する

ゲームでは得点するたびにサーブ位置が左右へ変わるため、右側だけで練習していると、左側へ移ったときに距離感がずれることがあります。

右から5球、左から5球のように交互に練習し、どちらからでも対角線へ入る感覚を作っておくのが実戦向きです。

サービスコートの奥側を狙うための「ターゲットマーカー」を用意すると、ただ「入った・入らなかった」だけでなく、狙った深さまで確認しやすくなるのでおすすめです。

10球単位で成功数を数える

感覚だけで練習するより、10球中何球入ったかを記録すると変化が見えやすくなります。

最初は10球中7球、次は8球というように、自分なりの目安を作ってみてください。サーブの速度を上げるのは、安定して入るようになってからでも遅くありません。

反復練習ではボールを拾う時間が増えるので、練習用のピックルボールを複数個用意しておくと効率が上がります。ボールの種類は、普段プレーする屋内・屋外の環境に合わせるのがよいでしょう。

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フォームより再現性を見る

サーブは見た目のきれいさを競うものではありません。ルールの範囲内で、同じ構えから同じ打点を作り、狙った場所へ入れられるかが大切です。

もしパドルが重すぎたり、グリップが合わなかったりすると、サーブを繰り返すうちに振り方が変わることもあります。

継続してプレーするなら、自分が無理なく振れるピックルボールパドルを選ぶことも再現性につながるでしょう。

パドル選びで迷う場合は、初心者向けピックルボールパドルの選び方についての記事も参考にしてください。

RYUSEI
RYUSEI

サーブは頭で全部覚えようとするより、実際に30球、50球と打つ方が早く身につくように感じます。私のように元々ラケットスポーツ経験が少なくても、右から対角線、左から対角線という反復を続けると、立つ場所も自然に身体へ入ってきますよ。

初心者が間違えやすいポイント

サーブのルールは一つひとつ見ると難しくありません。ただ、ゲーム中は得点、立ち位置、順番を同時に考えるため、慣れるまでは混乱しやすいです。

サーバー番号を人に固定する

ダブルスでよくあるのが、「私はサーバー1、パートナーはサーバー2」とゲーム全体で固定して覚えてしまうことです。

サーバー番号は、そのサーブターンで1人目か2人目かを示しています。サイドアウト後にサーブ権を取り戻したとき、右側にいる人が1人目としてサーブします。

相手がラリーを取ると失点と思う

標準的なサイドアウト方式では、レシーブ側がラリーを取っても得点は増えません。サーブ側だけが得点できます。

レシーブ側がラリーを取った場合は、相手チームのサーブ順を進める、またはサイドアウトさせると考えてください。

キッチンラインに触れたボールをインと思う

通常のラリーではラインに触れたボールは基本的にインですが、サーブ時のキッチンラインは別です。

サーブがキッチンラインに着地するとフォルトになります。センターラインやサイドラインなどとの違いを分けて覚えておきましょう。

ネットに触れたらやり直す

現在の標準ルールでは、サーブがネットに触れても、そのまま正しいサービスコートへ入ればプレーは続行です。

以前はネットに触れたらやり直しだったようですが、現在はネットをかすめるサーブは有効な一打と言えるでしょう。なかなか狙って簡単に打てるものではありませんが(笑)

サーブについてよくある質問

最後に、ピックルボールのサーブについて初心者さんに多い疑問をまとめます。

サーブに関するよくある質問(FAQ)

Q1. ピックルボールのサーブは何回打てますか?

A. 基本的にサーブは1回です。テニスのようなファーストサーブとセカンドサーブはありません。正しいサービスコートに入らなかった場合などはフォルトとなり、ダブルスなら次のサーバーへ移る、またはサイドアウトになります。

Q2. サーブは必ずアンダーハンドですか?

A. はい。ボレーサーブでは、腕が上向きの軌道で動くこと、腰より高い位置で打たないこと、パドルヘッドを手首より高くしないことなどの条件があります。ドロップサーブでは、この3つのフォーム条件は適用されません。どちらも正しい位置から対角線のサービスコートへ打つ必要があります。

Q3. ドロップサーブは初心者でも使えますか?

A. 使えます。ボールを自然に落としてバウンド後に打つため、打点を作りやすいと感じる人もいます。ボレーサーブとドロップサーブのどちらが上級者向けという決まりはありません。自分が安定して入れられる方法を選んでください。

Q4. ダブルスはなぜ0-0-2から始まるのですか?

A. ゲーム開始時のサーブチームだけは、最初のサーブターンで1人しかサーブできない特例があるためです。最初のサーバーを便宜上2人目として扱い、0-0-2から始めます。そのサーバーがサーブ権を失うとパートナーには移らず、相手チームへサイドアウトします。

Q5. サーブがネットに当たったらやり直しですか?

A. 現在の標準ルールでは、ネットに触れても正しいサービスコートへ入れば、そのままプレーを続けます。ネットに触れたことだけを理由にやり直しにはなりません。ただし大会やイベントによっては主催者の採用ルールが基準になるため、正確な情報は公式サイトや大会要項をご確認ください。

サーブのルールは実戦で覚えよう!

ピックルボールのサーブは、細かな条件だけを見ると難しそうに感じるかもしれません。しかし、初心者が最初に押さえる順番はそれほど複雑ではありません。

ベースラインの後ろから対角線へ入れる。ボレーサーブなら打ち方の条件を守る。ドロップサーブならボールを自然に落とす。ダブルスでは1人目、2人目、サイドアウトの順番を覚える。まずはこの流れで十分です。

その上で、ゲーム開始時だけ0-0-2になること、サーブ側だけが得点する標準的なサイドアウト方式、サーブ後のツーバウンドルールまでつなげると、実戦で迷う場面はかなり減ってくるでしょう。

もちろん私も最初から完璧に理解していたわけではありません。むしろ、実際にゲームをしながら「今は誰のサーブ?」「次は右?左?」と確認する中で徐々に覚えていきました。

あなたも最初から全部を暗記しようとせず、まずは正しい位置と方向から1本入れるところから始めてみてください。サーブが安定すると、ゲームの流れそのものがグっと見えやすくなるはずですよ。