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ピックルボールシューズのおすすめは?屋内・屋外で選ぶポイントを解説

屋内と屋外のコート環境に合わせたピックルボールシューズの選び方を表したイメージ シューズ

こんにちは、Pickle PeopleのRYUSEIです。

私がピックルボールを始めたばかりの頃、最初の2回ほど普通のスニーカーで体験会に参加していました。最初は「まだ始めたばかりだし、履き慣れたスニーカーで十分かな」と考えていたんです。

ただ、実際にプレーしてみると、前後に走るだけではありません。ネット際で細かく位置を変えたり、左右へ切り返したり、ボールに反応して急に止まったりと、想像以上に足元を使います。

そこで脚への負担や靴そのものへのダメージが気になり、早い段階でコートシューズを探し始めました。

当初はピックルボール専用シューズが必要なのかとも考えましたが、日本ではまだまだ選択肢が限られます。そこで実際に選んだのが、ピックルボールと動きの共通点が多いテニス向けのコートシューズでした。

大切なのは「ピックルボール専用」ということではなく、プレーする床面に合ったグリップ性能があり、左右への動きや切り返しを支えやすいシューズを選ぶことだと私は考えています。

この記事では、屋内と屋外コートでそれぞれピックルボールシューズをどう選べばよいのか、テニスシューズやインドアシューズとの違い、サイズ選び、初心者におすすめしたい考え方まで、実際にプレーしている立場から詳しくご紹介します。

記事のポイント
1 ピックルボールに適した靴の基本的な選び方
2 屋内と屋外で重視したいシューズの違い
3 テニスシューズなどを代用するときの考え方
4 サイズやグリップで失敗しない確認ポイント

ピックルボールシューズには何を選ぶ?

ピックルボール用の靴を探すと、専用シューズ、テニスシューズ、バドミントンシューズなど、いくつもの候補が出てきます。

最初に覚えておきたいのは、商品名だけで判断しないということです。ピックルボールでは左右への切り返しや短い距離でのストップが多いため、一般的な街履きのスニーカーとは靴に求める役割が異なります。

専用シューズでなくてもよい

ピックルボールを始めるからといって、必ず「ピックルボール専用」と書かれた靴を買わなければならないわけではありません。

私自身もピックルボール専用品ではなく、テニス向けのコートシューズを使っています。選んだ理由は、左右への移動を想定した作りであることに加え、私が普段プレーする環境で使いやすかったからです。

ピックルボールのコートは20×44フィート、約6.10×13.41m。テニスよりコンパクトな範囲でプレーしますが、そのぶん短い距離で方向を変える場面が何度もあります。

そのため、「専用品かどうか」よりも、横方向へ動いたときに足がシューズの中で大きくずれないこと、止まりたいところで踏ん張りやすいこと、床面との相性がよいことを優先したほうが選びやすいでしょう。

シューズ選びの基本

ピックルボール専用品、テニス用、インドア競技用という名称だけで決めるのではなく、「どこでプレーするのか」を先に確認してから候補を絞るのがおすすめです。

ピックルボールで実際に使用しているミズノの黒いコートシューズ

私がピックルボールで使用しているミズノのコートシューズ

普通のスニーカーを避けたい理由

ランニングシューズや一般的なスニーカーは、歩いたり前方へ走ったりするときには快適でも、左右への切り返しを主目的として作られているとは限りません。

USA Pickleballも安全に関する案内の中で、ピックルボール特有の左右の動きに対して、スニーカーやランニングシューズでは適切なサポートが得られないとして、快適なコートシューズを使うよう案内しています。

私が普通のスニーカーから早めに履き替えようと思ったのも、この横方向への動きが理由のひとつでした。ゲームに慣れてくるほど動く範囲が広がり、「足元は何でも同じ」という感覚ではなくなってきます。

もちろん、コートシューズを履けばケガを完全に防げるというわけではありません。ウォームアップや体力、動き方、コートの状態なども関係します。それでも、競技に合ったシューズを準備することは、安心してプレーを続けるための基本のひとつでしょう。

RYUSEI
RYUSEI

初めての体験会で貸し出し用シューズがなく、普段のスニーカーしかない場合もあると思います。ただ、これから継続してプレーするつもりなら、シューズには早めに目を向けてみてください。私の場合は、実際にコートへ立ったことで必要性を実感しました。

屋内用シューズの選び方

体育館などの屋内コートでプレーする場合は、まず床材を確認します。体育館では木製フロアやスポーツ向けの床材が使われることがあり、屋外のハードコートとは足元の感覚がかなり違う場合があります。

単に「滑らない靴」を探すのではなく、床との相性、横方向への安定感、かかとの収まりなどを順番に確認しましょう。

体育館では床との相性を優先

屋内では、バドミントンやバレーボールなどで使われるインドア向けコートシューズが候補になります。これらは体育館での切り返しやストップを想定して作られた商品が多く、ピックルボールでも検討しやすいカテゴリーです。

ただし、体育館だからこの種類なら必ず使える、とは言い切れません。施設によって使用できるシューズの条件が異なるため、事前に確認するのが確実です。

特に屋外で履いたシューズをそのまま体育館へ持ち込む場合は、砂や小石がアウトソールに残っていないかも見ておきたいところです。

床を傷付ける可能性があるだけでなく、付着物によって本来のグリップ感が失われることも考えられます。

体育館を利用する際は、「室内専用シューズが必要か」「外履きとの兼用が認められているか」「靴底の指定があるか」を施設へ確認しておくと安心です。

横方向の安定感を確認

ピックルボールでは、相手のショットに合わせて右へ一歩、次は左へ一歩という細かな移動が頻繁に起こります。

特にネット前のノンボレーゾーン付近では、長距離を走るというより、短い範囲で位置を調整し続けるイメージに近いでしょう。そこで見たいのが、シューズの中で足が横へ動きすぎないかどうかです。

靴底が床をしっかり捉えていても、靴の中で足だけが横へずれてしまえば快適とは言えません。足の甲や中足部が適度に包まれ、切り返したときにも足とシューズが一緒についてくる感覚があるものを選びたいところです。

2026年9月時点で販売されているアシックスのGEL-ROCKET 12のように、バレーボールやバドミントンなど複数のインドアスポーツに対応したモデルもあります。ピックルボール専用品だけに絞らず、こうしたインドア向けモデルまで候補を広げると選択肢はかなり増えますよ。

かかとの収まりも確認する

サイズを見るときは、つま先や横幅だけでなく、かかとの収まりも大切です。

シューズを履いて前後左右へ軽く動いた際、かかとが何度も浮くようなら、表示サイズが合っていても足との相性がよくない可能性があります。逆に、かかと周辺が窮屈すぎて痛みが出るような状態も避けたいところです。

ピックルボールでは前方へ走って終わりではなく、止まり、向きを変え、また動きます。こうした動きを繰り返すからこそ、靴全体が足についてくる感覚を試着時に確かめておくとよいでしょう。

ピックルボールで使用しているミズノのコートシューズのかかと部分

コートシューズのかかと周辺と内部を確認した様子

グリップの効き方も確認する

屋内では「とにかく滑らないほどよい」と考えたくなりますが、グリップだけを見て決めるのはおすすめしません。

床を捉えやすいことは大切ですが、足を横へ出したときの感覚や、自分の動き方とのバランスもあります。シューズだけが急に止まる感覚があり、自分の身体がついていかないようなら扱いにくく感じるかもしれません。

また、体育館の床は施設によって状態が違います。同じシューズでも、きれいな木床とほこりのある床では感覚が変わることがあります。

初めて利用する施設では無理に大きく踏み込まず、ウォームアップの段階で少しずつ前後左右へ動き、その日の床と靴の感触を確認しておくと安心です。

屋外用シューズの選び方

屋外のピックルボールでは、テニスコートや専用ハードコートを利用するケースが多くなります。屋内とは床面が異なるため、アウトソールの耐久性や接地感も重要です。

ただ、「屋外用」という言葉だけで選ぶのではなく、実際に使うコートの種類まで確認してください。

ハードコートは耐久性も見る

アスファルトやコンクリートを基礎としたハードコートでは、体育館の床と比べてアウトソールが摩耗しやすくなります。

そのため屋外中心なら、テニスのオールコート向けシューズや、屋外コートを想定したピックルボールシューズがおすすめです。

テニスシューズは左右への移動やストップを想定して設計されているため、ピックルボールとの相性を考えやすい選択肢です。私が最初のコートシューズとしてテニス用を選んだのも、この点が大きな理由でした。

2026年に登場したミズノの「WAVE ENFORCE COURT 2 WIDE AC」も、オールコート用のテニスシューズとして展開されています。こうしたモデルは「ピックルボール」という商品名が付いていなくても、屋外で使う候補として有力です。

屋内外のピックルボールで使用しているミズノのコートシューズのアウトソール

実際に使用しているコートシューズのアウトソール全体

屋外でも床材を確認する

屋外だからといって、すべてのコートが同じではありません。

ピックルボール専用のハードコートだけでなく、既存のテニスコートにラインを設けてプレーする場合もあります。施設によっては砂入り人工芝など別のサーフェスを利用することもあるでしょう。

テニスシューズにも、オールコート向け、クレー・砂入り人工芝向けなど種類があります。したがって「屋外用シューズを買えばどこでも同じ」という考え方ではなく、自分が普段利用する施設のコート面に合うアウトソールを選ぶのが基本です。

これからプレー場所を探す段階なら、ピックルボールができるコートや体育館の探し方もあわせて確認してみてください。利用予定の施設が分かれば、必要なシューズも選びやすくなります。

つま先や側面の作りを見る

屋外ではアウトソールだけでなく、つま先やシューズ側面の作りにも注目したいところです。

ピックルボールでは、ボールへ届こうとして横へ踏み込んだり、細かなステップを入れながら位置を変えたりします。その際、シューズの側面にも繰り返し負荷がかかります。

私の場合、普通のスニーカーを使い続けなかった理由には、脚への影響だけでなく靴自体へのダメージが気になったこともありました。

お気に入りの街履きスニーカーをそのまま使うより、コートで動くことを前提にした一足を用意したほうが、プレー中も靴のことを気にせず動きやすいかなと思います。

ピックルボールで使用しているミズノのコートシューズの側面

横方向の動きを支えるシューズ側面の形状が分かる写真

屋内と屋外を一足で兼用できる?

屋内と屋外の両方でプレーする人にとって、「できれば一足で済ませたい」と思うのは自然な考えでしょう。私も現在は、屋内・屋外のどちらでも使いやすいと感じるコートシューズを中心にプレーしています。

ただし、すべてのシューズを無条件で兼用できるわけではありません。

兼用しやすい条件

まず、そのシューズが両方の床面で使えること。そして利用する屋内施設が、外で使用したシューズの持ち込みを認めていること。この2点は確認しておきたいですね。

さらに、アウトソールの汚れにも注意します。屋外コートで使った靴には細かな砂や小石が付くこともあるため、そのまま体育館へ持ち込むのは避けたいところです。

兼用するなら、使用後に靴底を確認し、必要に応じてきれいにしておく。こうしたひと手間も含めて一足を管理できるなら、持ち物を増やしたくない人には現実的な方法だと思います。

RYUSEI
RYUSEI

私も一足をいろいろなコートで使えることに便利さを感じています。ただし、私のシューズで問題がないからといって、どの施設、どのモデルでも同じとは限りません。まず自分が通う場所を基準に考えるのがおすすめですよ。

専用を分けたほうがよい人

屋内と屋外でプレーする頻度がどちらも高くなってきたら、シューズを分ける方法もあります。

屋内用を体育館だけで使用すればアウトソールをきれいな状態に保ちやすくなります。一方、屋外用は摩耗を気にしながらハードコートで使えるため、それぞれの環境に合わせやすくなるでしょう。

大会や練習へ頻繁に参加するようになり、シューズの消耗が早くなってきた人にも向いています。

反対に、月に数回程度で、ほぼ同じ施設しか利用しないなら、最初から二足そろえる必要はないと思います。まずは一足をしっかり選び、プレーする場所が増えてから追加するという考え方でも十分ですね。

ピックルボール向けのシューズを比較

ピックルボールで候補になるシューズには、大きく分けてテニス用、ピックルボール専用、インドア競技用、一般的なスニーカーがあります。

それぞれ適した環境が異なるので、「どれが一番優秀か」ではなく、自分のプレー環境に当てはめて比べてみましょう。

種類 向いている環境 選ぶときのポイント
テニスシューズ 屋外ハードコートなど 使用するサーフェスに合うソールを選ぶ
ピックルボール専用 対応するコート面 専用品でも対応サーフェスを確認する
インドア競技用 体育館など 床との相性と横方向の安定感を見る
一般的なスニーカー 体験時など 継続してプレーするならコート用への変更を検討

テニスシューズ

ピックルボール用の靴を探すとき、テニスシューズはかなり現実的な選択肢です。

商品数が多く、価格帯や足幅、メーカー、コート面によって選べるモデルも豊富ですし、実店舗で試着しやすい点もメリットでしょう。

ピックルボールではテニスほど広い範囲を移動しないものの、左右への切り返しやストップなど共通する動きが多くあります。

特に屋外ハードコートを中心にプレーする人なら、オールコート向けテニスシューズから探す方法は分かりやすいでしょう。

ただし、テニスシューズなら何でも同じではありません。オールコート用、砂入り人工芝・クレー用など、アウトソールの違いを必ず確認してください。

ピックルボール専用シューズ

日本でもピックルボール専用として販売されるシューズを選べるようになってきました。

例えばSkechersでは、Viper Court Pro 2.0などピックルボール向けのモデルが展開されており、専用品を選びたい人にとっては分かりやすい候補でしょう。

ただ、「専用」と書いてあるだけで自分の足に合うとは限りません。足幅、甲の高さ、かかとの形、クッションの感触などには個人差があります。

専用品という言葉をゴールにせず、テニス用やインドア向けモデルと比べ、その中から自分の足とコートに合うものを選ぶことが大切です。

バドミントンやバレー用

主に体育館でピックルボールをするなら、バドミントンやバレーボールなどのインドアシューズも候補です。

どちらも体育館での動きを想定した商品が数多くあり、横への移動や着地を考えたモデルも見つけやすくなっています。

特に日本では、ピックルボール専用品よりインドアスポーツ用シューズのほうが実店舗で試着しやすいこともあります。足型が合うかを確認したい初心者の方にとって、この差は意外と大きいでしょう。

ただし、インドアスポーツ用として販売されているシューズを屋外ハードコートでも使えるとは限りません。体育館中心で使用する一足として考えるのが無難です。

普通のスニーカー

とりあえず初めて体験会へ参加するだけなら、主催者から「動きやすい運動靴で参加してください」と案内されることも多いですが、継続してピックルボールを楽しむなら、一般的なランニングシューズや街履きスニーカーのまま何か月もプレーを続けるより、コート上の横方向の動きを考えた靴へ切り替えることをおすすめします。

私も最初はスニーカーでしたが、プレーを始めたからこそ違いを意識するようになりました。パドルほど目立つ道具ではありませんが、プレー中の自分の身体を支えているのは足元です。

2026年のシューズ候補例

ここでは2026年9月時点で公式サイト上の販売や製品情報を確認できるモデルから、選び方の違いが分かりやすいものを例として挙げます。

ランキングではありません。足型やプレー環境によって合うシューズは変わるので、「このタイプなら自分の使い方に近い」という目安として見てください。

モデル メーカー上の用途 検討しやすい人
ASICS GEL-ROCKET 12 インドアスポーツ 体育館中心で始めたい人
MIZUNO WAVE ENFORCE COURT 2 WIDE AC テニス・オールコート 屋外コート用を探す人
Skechers Viper Court Pro 2.0 ピックルボール 専用モデルから選びたい人

GEL-ROCKET 12はメーカーがバレーボール、ハンドボール、バドミントンなどのインドアスポーツ対応としているモデルです。ピックルボール専用品ではありませんが、体育館向けシューズを比較するときのひとつの基準になります。

WAVE ENFORCE COURT 2 WIDE ACは、ミズノがオールコート向けテニスシューズとして展開するモデルで、屋外のハードコートを中心に考えている人なら、こうしたテニス用モデルも比較対象にできます。

一方、Viper Court Pro 2.0はピックルボール向けとして展開されているモデルです。「せっかくなら専用品を履いてみたい」という人はこちらのカテゴリーから探すのもよいでしょう。

サイズ選びで失敗しない方法

シューズ選びでは、モデル選びと同じくらいサイズ感が重要です。「普段27cmだから今回も27cm」という選び方だけでは、うまく合わないこともあります。

メーカーやシリーズによって足幅やかかとの形が異なるため、できれば実際に履いて確認したいところです。

つま先の余裕を確認する

つま先がシューズの先端に当たった状態では、ストップしたときに指先へ負担がかかりやすくなります。一方で、大きすぎるシューズを選ぶと足が中で動きやすくなってしまいます。

立った状態で指先に適度な余裕がありながら、歩いたり軽く踏み込んだりしても足全体が必要以上に動かないものを探しましょう。

普段履きでは快適でも、コート上で動くと印象が変わることがあります。可能であれば立ったままサイズを見るだけでなく、店内で許される範囲で前後左右へ軽く体重を移してみてください。

横幅と甲のフィット感を見る

日本のシューズにはSTANDARDやWIDEなど、足幅の異なるモデルが用意されていることがあります。

幅が狭すぎれば圧迫感が出ますし、必要以上に広ければ横へ踏み込んだときに靴の中で足が動く場合があります。

「幅広だから大きいサイズを選ぶ」と単純に考えるより、同じ長さでワイドモデルを試すなど、足長と横幅を分けて考えるほうが選びやすいでしょう。

左右の足でサイズ感が微妙に違う人も珍しくありません。どちらか一方だけを履いて決めず、両足で試着するのがおすすめです。

実戦に近い状態で試着する

シューズを試着するときは、実際にピックルボールで使う靴下を履くと判断しやすくなります。薄手の靴下で合わせたシューズを、実際のプレーで厚手のスポーツソックスと組み合わせれば、当然フィット感は変わります。

また、靴ひもの締め方でも足の収まりはかなり変わるものです。普段プレーするときに近い状態までひもを締め、かかと、甲、つま先、横幅の順に違和感がないか確認するとよいでしょう。

RYUSEI
RYUSEI

通販は価格を比較しやすく便利ですが、初めて買うメーカーやシリーズなら一度試着できると安心です。同じ表示サイズでも履いた感覚は意外と違います。気に入ったモデルが決まってからAmazonや楽天市場で価格を比較するのも便利ですよ。

初心者におすすめの選び方

これから初めてシューズを購入するなら、機能を細かく比べすぎて迷うより、プレー環境、フィット感、予算の順に候補を絞ると分かりやすくなります。

高価なモデルを買うこと自体が目的ではありません。まず安心して動ける一足を見つけることが大切です。

最初の一足はコート基準

最初に「ピックルボール専用品を買う」「テニスシューズを買う」と決めるのではなく、自分がどこでプレーすることが多いかを確認してください。

体育館が中心ならインドア向けコートシューズから探す。屋外ハードコートが中心ならオールコート向けテニスシューズや屋外対応のピックルボールシューズを候補にする。この順番なら大きく迷いにくいでしょう。

まだプレー場所が決まっていない場合は、先に体験会やサークルを見つけ、使用する床面を確認してから購入するのでも構いません。

パドルは体験会で借りられても、シューズは自分で用意するケースがほとんどです。申し込み時に持ち物まで確認しておくと安心ですね。

予算は続け方に合わせる

シューズの価格はメーカーや機能、発売時期によって幅があります。そのため「○円以上なら安心」という決め方はできません。

まだ一度もピックルボールをしたことがないなら、最初から上位モデルへこだわる必要はないでしょう。インドア向けやテニス向けには比較的購入しやすい価格帯のコートシューズもあります。

逆に、週に何度もプレーする人や大会参加を考えている人なら、履き心地や安定感、耐久性まで比べながら、自分が納得できるモデルへ予算をかける価値はあるでしょう。

私なら、見た目だけで選ぶより「この靴ならコート上で余計なことを気にせず動ける」と感じる一足を優先します。

シューズを長持ちさせる方法

自分に合ったシューズが見つかったら、できるだけよい状態で使い続けたいものです。特に屋内外を兼用する場合は、日頃の扱い方がアウトソールの状態にも関わってきます。

屋外の汚れを持ち込まない

屋外で使用した後は、アウトソールに小石や砂、土などが付いていないか確認します。そのまま体育館へ持ち込めば床への影響が心配ですし、自分自身も思ったようなグリップを得られない可能性があります。

屋内専用として使う場合でも、靴底にほこりが付着していないか時々確認するのがよいでしょう。

また、汗をかいたままの状態でバッグへ長時間入れっぱなしにせず、使用後は風通しのよい場所で乾かすなど、メーカーが案内するお手入れ方法に従って管理することも大切です。

ソールの摩耗を確認する

シューズは見た目がきれいでも、アウトソールだけ先に摩耗することがあります。特に屋外ハードコートで頻繁にプレーする場合は、靴底の一部分だけ極端に減っていないか定期的に見ておきましょう。

新品時と比べて滑りやすく感じる、片側だけ減り方が目立つ、アッパーやソールに大きな損傷があるといった変化があれば、買い替えを検討するタイミングです。

交換時期は使用頻度や体格、コート面、動き方によって大きく異なるため、「何か月使ったら必ず交換」という基準だけで決めることはできません。実際の状態を見て判断してください。

靴選びで気をつけたいこと

ピックルボールは比較的始めやすいスポーツですが、急な切り返しやストップ、前後左右への移動が多くあります。シューズだけで安全が決まるわけではないことも覚えておきましょう。

痛みがあるときは無理をしない

足、足首、膝などに痛みがある場合、「シューズを替えれば治るだろう」と考えて無理にプレーを続けるのはおすすめできません。

シューズはプレーを支える道具ではありますが、医療器具ではありません。痛みの原因には身体の状態やフォーム、運動量などさまざまな要素が関係します。

この記事でご紹介している内容は一般的なシューズ選びの目安です。痛みや持病、過去のケガなどがある場合は無理に自己判断せず、必要に応じて医師や理学療法士などの専門家へご相談ください。

コート状態も毎回確認する

良いシューズを履いていても、コート自体が濡れていたり、砂や障害物が落ちていたりすれば安全とは言えません。

屋外では雨のあとに地面が乾ききっていない場合もありますし、体育館でも床にほこりが多ければ普段とは足元の感覚が変わります。

プレー前にはシューズだけでなくコート面も確認し、最初から全力で動くのではなく、ウォームアップをしながらその日の状態を確かめるようにしましょう。

シューズについてよくある疑問

ピックルボールシューズを選ぶ際によくある疑問について、実際にプレーしている立場から回答します。

ピックルボールシューズに関するよくある質問(FAQ)

Q1. ピックルボール専用シューズは必要ですか?

A. 必須ではありません。私自身もテニス向けのコートシューズを使っています。大切なのは商品名ではなく、プレーする床面に対応していて、左右への動きや切り返しを支えやすく、自分の足に合っていることです。専用品、テニス用、インドア競技用を含めて比較すると選択肢が広がります。

Q2. 普通のスニーカーでもプレーできますか?

A. 体験会では運動靴で参加できる場合がありますが、継続してプレーするならコートシューズへの変更を検討するのがおすすめです。ピックルボールには左右への切り返しが多く、USA Pickleballもランニングシューズなどでは横方向の動きに必要なサポートが十分ではないとしてコートシューズを案内しています。参加時は施設や主催者が定めるシューズの条件も確認してください。

Q3. 屋内ではテニスシューズを使えますか?

A. 使用できるかどうかはシューズと施設によります。体育館では室内用シューズや靴底に条件を設けている場合があるため、テニスシューズだから使えると決めつけず事前確認をしてください。屋内中心なら、バドミントンやバレーボールなどのインドア向けコートシューズも比較しやすい候補です。

Q4. 屋内と屋外で同じシューズを使えますか?

A. シューズが両方の床面に適しており、屋内施設でも使用が認められていれば兼用できる場合があります。私自身も汎用性を考えて選んだ一足を屋内外で使用しています。ただし、屋外で付いた砂や小石を体育館へ持ち込まないよう靴底を確認してください。プレー頻度が増えたら屋内用と屋外用を分ける方法もあります。

Q5. 初心者はどのシューズから選べばよいですか?

A. まず普段プレーする場所を確認してください。体育館中心ならインドア向け、屋外ハードコート中心なら対応するテニスシューズやピックルボールシューズから探すと分かりやすいです。そのうえで、つま先、横幅、甲、かかとのフィット感を確認します。価格だけで決めず、自分の足に違和感がないことを優先してください。

ピックルボールのシューズ選びについて総括

ピックルボールの靴選びで、私がいちばん大切だと思うのは「ピックルボール専用」という名前だけにこだわらないことです。

私も最初は普通のスニーカーでプレーしていましたが、左右への動きや靴へのダメージが気になり、早い段階でコートシューズへ切り替えました。現在使っているのも、ピックルボール専用品ではなくテニス向けのシューズです。

  • 屋内なら体育館の床に適したコートシューズを選ぶ
  • 屋外ならコート面に対応したアウトソールを確認する
  • 左右へ動いたときの足の収まりを重視する
  • つま先だけでなく横幅やかかとも試着で確認する
  • 普通のスニーカーから継続用のコートシューズへ切り替える
  • 屋内外を兼用する場合は施設条件と靴底の汚れを確認する

ピックルボールはパドルに目が向きやすいスポーツですが、プレー中ずっと身体を支えているのはシューズです。

これから一足を選ぶなら、ブランドや「専用」という言葉から探し始めるのではなく、まず自分が立つコートを思い浮かべてみてください。

床面に合い、履いたときに違和感がなく、横への移動も安心してできる。その条件を満たした一足こそ、あなたにとってのおすすめシューズだと思います。

最後になりますが、シューズの使用可否やコートの状態は施設によって異なります。正確な利用条件は各施設やメーカーの公式情報をご確認ください。